貯水槽清掃はリピート率97%と圧倒的な支持を得る貯水槽清掃のプロへ

今回は学校の受水槽の緊急点検です。

緊急の連絡を受け急いで、現地へ向かいます。

電話の話では受水槽の天井部に穴が開いていて至急、対応してほしいとのことです。

とりあえず状態を見なければ返答のしようがないので、すぐに学校へ行く事にしました。

現地に着くと、受水槽にはとりあえず先生がブルーシートをかけ、雨が入らないようにしてあります。

受水槽の上に登ると天井のパネルが劣化し、足をかけた所が沈みます。

慎重に歩き、ブルーシートを外します。

直径20センチほどでしょうか、みごとに穴が開いています。

とりあえずテープで内部に水が入らないようにしておきます。

ブルーシートを掛け直して、この日の下見は終了です。

このように天井部は側壁や底のパネルにに比べ、水圧がかからない部位のため、もともとの強度が低くなっています。

1か所が壊れたということは、他の天井パネルも壊れる可能性が高 と言えます。

他の天井部にも細かいクラックがみられ、危険な状況と言えます。

今回は天井部の全面的な補修工事を提案する事になりました。

本当はここまで劣化が進む前に、補強工事を施すことが必要です

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会社の屋上に設置されている、高架水槽の劣化診断にいきました。

水槽内に光が透過しているという話です。

FRP製の一体型といわれる貯水槽です。

パネルタンクの場合、現地で組み立てとなりますが、一体型の場合、工場で形をつくりトラック輸送になります。

このため、あまり大きいものは運ぶことができないため製造されていません。

また、ある程度形が決まっているためパネルタンクのように2槽式にしたり、細長く造ったりという事ができません。

反対に長所としては、比較的価格が安い、水漏れが起こりにくいなどがあります。

価格の安さの理由としてパネルの薄さがあります。

パネルタンクのようなつなぎ目が無いため、水漏れが起こりにくいのですが、パネルが薄く年数が経つと変形してきたり、日光を通しやすくなったりたりします。

今回、下見依頼である貯水槽内への光の透過も、一体型貯水槽に多く見られる劣化現象です。

貯水槽内部の天井を見ると一面にカビのようなものが生えています。

光が水槽内に入るようになると、このようなことが起こります。

また、もっとひどい場合には貯水している水に藻が発生するようになります。

今回の高架水槽は、劣化が進んでいる貯水槽天井部の補強と、光の透過を防ぐコーティングが必要という結果になりました。

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今回は埼玉県の深谷市にいってきました。

埼玉県は草加市に当社の首都圏営業所があるため、以前から問い合わせを多くいただいています。

関東では埼玉、東京、神奈川、千葉県の一部まで営業エリアとして、カバーしていますのでお気軽にお問い合わせください。

ちなみに関東以外では山梨県、静岡県、長野県のエリアになります。

話は戻って、今回は病院の受水槽の劣化診断と構造点検です。

水漏れがあるということで、新規の貯水槽交換 を当初は考えていたそうです。

ただあまりにも金額が高額になるため、数分の1の予算で済む、今回の補修工事の代替え案が浮上したようです。

水漏れ個所はパネルとパネルの間のパッキン部分からです。

去年から水漏れはしていたようですが、今年になってだんだん水の量が増えているようです。

今年の冬は寒さが異常で、気温の低下によるパッキンの硬化や収縮が起こり、あちこちで水漏れが発生し、当社でも多くの貯水槽の水漏れを確認し、修理にいきました。

貯水槽の内部写真です。

パネルタンクと言われる貯水槽で、四角いパネルを組み合わせて、その間にパッキンを挟み込んで貯水槽になっています。

水漏れ個所は1ヶ所ですが、1ヵ所水漏れするという事は他も同様にパッキンは劣化していますので、今後水漏れが起こる可能性が非常に高いといえます。

このため、出来れば内部のパネルとパネルのつなぎ目を全部ライニングすることが理想です。

貯水槽全体をライニングすることで、貯水槽全体の補強にもつながります。

ただ多くライニングすればその分コストも増えてしまいます。

その辺は費用と効果のバランスだと思いますので、一概に全体のライニングだけしかできないという事ではありませんので、お気軽にお問い合わせください。

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今回はちょっと衝撃的な写真です。

ごはん中の方は見ないでください。

私もショックを受けました。

貯水槽内部の写真です。

なにやら水面に浮かんでいます。

これは天井部分の保温用のパネルです。

薄いプラスチック製のパネルに、発泡スチロールのようなものを取り付け、天井部に設置し保温製を高めています。

この保温パネルがすべて貯水槽内に落ちています。

保温パネルは水槽内部の天井部に、接着剤やコーキングで止めてあります。

長い間にコーキングが劣化し隙間ができ、水分が入ります。

水分が保温パネルの中にたまり、ある程度の重さになると落下します。

最近の貯水槽はこのような事が起きにくい設計になっていますが、古い貯水槽ではときどき見かけます。

保温パネルの落下もですが、水槽内の汚さに驚きです。

聞いた話では10年以上清掃していないそうです。

この水は井戸水だそうで、簡易水道の施設検査の対象外のようです。

水槽の中をのぞきこむと臭いもかなりきつく、補修工事より先に、まず清掃が必要です。

ただこのような事例は、10トン未満の施設検査の入らない貯水槽でときどき見かけられます。

安心して飲める水を守るためにも、1年に1回は貯水槽清掃をしましょう。

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今回はとあるホテルの支配人さんからメールをいただき受水槽の調査に伺いました。

とにかく古くて心配だということと、水漏れがあるというお話です。

うーん遠目からの見た目から、やばい気がする…。

そんなことを思いながらいざ、調査開始。

早速、年数の確認できるプレートを探します。

でたー!1979年!!

設置から32年。耐用年数を17年過ぎてます。

近くによって見ると、いたるところに錆や腐食が見られます。

水漏れは2か所。

内部補強材の固定用のボルトから1ヵ所(写真左)。

もう1ヶ所はパネルとパネルの間(写真右)からです。

いつから水漏れしているかは不明ですが、設置年数からして水漏れして当然と言えます。

貯水槽のパネルを組み立てる際には、パネルとパネルの間にパッキンを挟み込みます。

パッキンはゴム質のものですから何十年も、もつ訳がありません。

年数が経つにつれ、硬くなったり、ボロボロになったりしていきます。

外がこのような状況なのでドキドキしながら、マンホールの蓋を開けてみます。

あれっ 意外と内部はきれいです。

天井部のボルトの錆が気になりますが、見た目は良い状態です。

ですが年数を経て、着実に劣化は進行しています。

強度的にも衛生面からしても、早急な改善が必要です。

今回はフルコースの補修工事が必要となりそうです。

それでも新しい物に取り換えると思えばずーと安い金額で補修できて、強度もアップす ので、いいんじゃないかなと思います。

ただ出来ればですけど、もう少し早い段階での補修がおススメです。

劣化が進みすぎていると費用的にも上がりますし、補強する前に貯水槽が破裂してしまっては、たいへんですからね。

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小学校の教頭先生より、受水槽から水漏れしているという電話をもらい早速下見に行ってきました。

校舎の北側にある受水槽で、実は以前にも水漏れがあり修理をしています。

同じところではないことを祈りつつ、調査に入ります。

近くに寄ってみると上のほうから水が垂れてきています。

水漏れが前回とは違う個所でほっとしました。

しかし地面が広い範囲で濡れていて、ある程度の量の水が漏れていることが想像されます。

早速、受水槽の上に登ってみると給水の配管からポタポタ水が落ちています。

この段階では水漏れ箇所の断定はできません。

電磁弁からなのか、バルブのつなぎ目からか、またその他の場所の可能性もあります。

まずは可能性の一番高そうな、水漏れ個所の近くから当たってみます。

ラッキングという保温材のカバーを外してみると、水の出てきている場所がすぐにわかります。

電磁弁といわれる給水制御装置のパッキン部分からの漏水です。

実は前回、水漏れももう一つ付いている電磁弁からの水漏れでした。

電磁弁自体も老朽化しているため、今回は装置ごと交換を提案しました。

パッキン類は20年もすると駄目ですね。

貯水槽にもやはりパッキンが使われていますが、弾力のあるゴム質のものが使われています。

これも同じように20年もすると硬くなって、パッキンとしての機能が低下し、水漏れが起こります。

貯水槽の耐用年数は15年ですが、このパッキンの劣化というのもその理由の一つです。

いずれにしろ15年を過ぎた貯水槽は要注意です。

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今日は市営住宅の受水槽の劣化診断に行きます。

風もなく、いい天気でねむくなる…。

じゃない! 

絶好の劣化診断日より!!

いつもより気合を入れて、まずはカギを市役所で借りて、いざ現地へ。

ものはFRP製のパネルタンク 30トンです。

依頼内容は水漏れがひどいという話です。

早速調査を始めると、外部のパネルのつなぎ目に、コーキングがしてあります。

いやな予感がする…。

水漏れ個所は内部補強材の取り付け部分のボルトと、その周辺からです。

ボルト取り付け部分にはヒビ割れも確認できます。

放置するとこの部分からパネルが割れてしまう恐れもあります。

内部を見てみると、やっぱり…。

そこらじゅうにコーキングがされています。

以前に、何とかコーキングで補修しようとしたのでしょう。

ちなみにコーキングでは水漏れ修理はかなり難 しいです。

一時的に止まっても、たいてい後でまた水漏れしてきます。

当たり前ですが、コーキングでは水槽の補強にはなりません。

今回の調査の結果、水漏れ対策と強度アップのために内部ライニングと劣化が進んだ天井部のライニング、それに外部コーティングが必要という結果になりました。

とくに水漏れ部分にヒビがあるため、内部ライニングは早急に行いたいところです。

ということで、この日も無事調査を終えることが出来ました。

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小学校に受水槽の劣化診断にうかがいました。

今日は朝から風の強い日です。

日差しは暖かいが、かぜはまだ冷たい…。

ある小学校に行ったのですが、行く前に電話を入れておいたら、なんと教頭先生が門のところでお出迎えしてくれました(ありがたい)。

ちょうど掃除の時間だったので、たまたまそこにいただけかもしれませんが…。

まあ、いいようにとらえていきましょう!

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今回の貯水槽は ポンプ室付きのパネルタンク 20トンです。

天井部のガラス繊維が浮き出しているので見てほしいとの依頼内容です。

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上に登ってみると、天井部が真っ黒に汚れ、その間からガラス繊維が顔を出しているような状況です。

ちなみにFRPはガラス繊維に樹脂を含ませ固めたものです。

もともと表面にあった樹脂が、紫外線や風雨によって分解されて、内部にあったガラス繊維が表面に出てきている状況です。

劣化の一番わかりやすい状況ですね。

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もうひとつ気になったのは外面の壁の部分です。

保温パネルと呼ばれる断熱材を入れたパネルの取り付けビスのところにヒビが入っています。

この状態が進行するといずれ保温パネルが外れてしまします。

今回は、天井部の補強ライニングと、保温パネルの取り付け部分の補修が必要です。

掃除の時間で、子供たちの声援を受けながら、今日も無事、調査を終えることが出来ました。

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 受水槽2基の劣化を診断するために小学校にうかがいました。

学校は春休み中で静かなものです。

この日は天気が下り坂。午後からは風と雨が強まるという天気予報です。

受水槽の天板ボルトの錆とマンホールパッキンが劣化しているとの依頼内容です。

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20トンのパネルタンク(奥)と25トンの一体物水槽(手前)です。

塗装がされているため、ぱっと見はきれいですが、なんと製造年は1979年です。

製造から33年が経過しています。(ビックリ!!)

よく今まで水漏れしなかったと感心します。

ただよく見ると至るところに劣化がみられ危ない臭いがプンプンしています。

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パネルタンクは依頼があった天井部ボルトの腐食防止のために、防錆キャップの取り付けと

大きくクラック(ひび)の入ったマンホールハッチの交換。

それに水漏れの予防と、水槽全体の強度復元のために内部ライニングが必要です。

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25トンの一体型のほうも水漏れは幸いないものの、状態は非常に悪くこちらも早めの補強が必要です。

左の写真は天井の外側ですが、大きく波打っているのがわかります。

紫外線などで天井の強度が大きく低下した結果、このような現象が現れます。

天井部のFRPの割れなどが起こりやすく危険な状態です。

中央の写真ですが、写真ではちょっとわかりにくいのですが、細い柱と柱の間が内部からの水圧によって膨らんでいます。

いずれこの柱の脇が割れて水漏れしてきます

今回は内部のライニング、天井のライニング、外部コーティング、マンホールパッキンの交換が必要です。

風がだんだん強くなる中、どうにか雨が降る前に下見を終えることができました。

貯水槽が劣化してきたなと、お客様自身が気が付くケースは外観のサビやパネルの汚れです。

残念なことに外観のサビやパネルの汚れで

「貯水槽が劣化してきたからそろそろ補強しとこうか」

なんて事にはなりません。

貯水槽自体、何のための設備か知らない人も多いはずです。

実際に水漏れが起きたり、水が使えなくなったりと、

なんらかの問題が起こらないかぎり修理することはありません。 


ですが、実際に水が使えなくなったり、飲料水が汚染されてからでは遅いのです

私たちプロの目から見ると、必ずそんな事故の前には劣化現象が現れる事がわかります。

貯水槽にはFRP、鉄、コンクリート、ゴム材など、さまざまな材質の部材が組み合わされ出来ています。

それぞれに劣化の現象が現れ、いつか水を貯める事が出来ない状態になります。


その劣化現象に早く気づき対処する事が、15年と言われる貯水槽の耐用年数を大きく延長するひみつです。

私たちは貯水槽の清掃、点検、修理、などを通じて、そんな事故を事故を少しでも減らしたいと考え、貯水槽に係わる仕事をしています。

「うちの貯水槽はどうなんだろう?」

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●良くある貯水槽劣化の現象

<鉄部材の劣化>

貯水槽の劣化の一番わかりやすい劣化現象が鉄部材のサビです。

鉄の部材は架台、補強部材、ボルトナット、ハシゴなどに使われています。

特に多くサビが見られるのは、水槽の下で重さを支えている架台や、水槽内部で天井のパネルを結合するのに使われているボルトナットです。

鉄部材は貯水槽全体の支えとして使われる事が多くサビが進むと水槽全体の強度低下につながる事が多い部材です。

<FRPの劣化>

FRPは樹脂とガラス繊維から出来ています。

紫外線や風雨によって表面の樹脂が分解されると、中に入っていたガラス繊維が表面に出てきます。

樹脂の分解がさらに続くとFRPがだんだん薄くなりヒビや破裂の原因となります。

ヒビの入った位置が水面より下であれば水漏れにもつながります。

<パッキンの劣化>

パネルタンクと言われる、パネルとパネルを組み合わてボルト締めした貯水槽には、止水のためにパッキンが使われています。

このパッキンも長年使用しているうちに劣化して硬くなり、パッキンとしての機能が低下してきます。

このパッキンはボロボロになって水中に浮遊したり、水漏れが起きる原因となります。

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