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日立のパネルタンク 外側がヒビだらけです

今回は長野県に伺っています。

写真ではわかりずらいですが、タンクの外側のパネルにヒビがたくさん入っています。

そして、風が吹くと表面の薄いパネルが外れそうになっています。

実はこのタンクにはタンク側面の表面に凍結や結露の防止のために、保温パネルというものが設置されています。

この保温パネルは内側に発泡素材+外側に薄い樹脂カバーで作られています。

保温パネルはビスで固定してあるのですが、紫外線などで樹脂カバーが劣化してビス部分のカバーが割れて、樹脂カバーが浮いてきてしまいます。

針金で固定して、どうにかギリギリ(笑)飛ばずに持ちこたえてくれています。

さて今回はこのギリギリの保温パネルの補修です。

日立のパネルタンクでは、よく見られる現象で、屋外に設置されている保温パネルのついた日立のタンクでは、ほとんど同じようなことが起こっているのではないでしょうか。

もちろん壊れ方は様々ですが、いずれは今回のように保温パネルが外れそうになったり、実際に飛ばされてしまう事も、もちろんあります。

まずは、ビスで固定してあったパネル周囲や割れている部位をライニング(樹脂+ガラス繊維)で補強+補修していきます。

その上にコーティングをして、写真ではわかりにくいですが、保温パネルの外れ防止のために、固定金物を設置していきます。

ビシッっと固定できていますので、バタつきは全くありません。

今回のようにギリギリでも、保温パネルが残っていれば補修ができるのですが、飛ばされて無くなっていると直しようがないので、早めに修理されることをおすすめします。

ブリヂストン製のタンクは部品がない! でも安心してください。

今回は、東京都八王子市周辺に伺っています。

今回のテーマはブリヂストン製のタンクは部品がないという事なんですが、ブリヂストンが貯水槽事業から撤退して、ずいぶん経ちます。

メーカーからの部品供給が終わってしまって、部品の交換ができない・・・。

交換しか方法はありません!!。」と言われてしまった。

なんてことが増えてきているようですが・・・。

「ちょっと 待ってください。方法はあります。」

という感じの現場になります。

IMGP4719.JPG

よくあるブリヂストンの2槽式のパネルタンクですね。

内部の天井部分に補強のための金属の補強材が設置されていますが、この補強材よくサビます。

1つ目は写真中央に見える、天井のパネルとパネルの間に設置されている補強材

2つ目は左側写真の奥に見える、仕切りパネルと天井パネルを接続している補強材です。

鉄の板の表面にプラスチックでコーティングしてあるんで、新しいうちはプラステックの部品かと思ったら、パカッと周囲が開いて写真のように、内部のサビた鉄が出てきます。

経験から言うと、大体サビてます(笑)。確率でいうと7〜8割ですかね。

すみません。お客様からすると、笑い事ではないですよね。

このせいで、「タンク新品に交換してください!!」とか言われますよね。

まあでも、直せますんで安心してください。

上の写真のように、交換してきれいに修復が出来ますので、すぐに交換だなんて言わせません。

2槽式の仕切りパネルの場合、ボルト交換のために両槽に同時に入るので、どうしても断水が必要ですが、ほとんどの場合は1日での作業が可能です

株式会社日立ハウステックの受水槽をシームレスなタンクに

今回は東京都の立川市に伺いました。

日立製のパネルタンクですが、銘板には株式会社日立ハウステックとなっています。

現在は日立もパネルタンク事業から撤退して、部品の供給等がない状況ですが、当社ではかなりの部分が補修などに対応できますので、お問い合わせください。

さてパネルタンクからの水漏れということですが、角部から水がしみだしています。

日立のパネルタンクはこの部位からの水漏れが多くみられます。

角面に使われているのパネルが若干、開きやすい傾向があるので、このあたりから外部に水が染み出していくことが多いのだと思います。

いつものように、内部からパネルのつなぎ目を無溶剤型樹脂ライニングでつなぎ目のない、シームレスなタンクにしていきます。

完全につなぎ目が無くなり、パネルが開くこともなくなりました。

当社のライニングに使っていいるライニング用無溶剤型樹脂は従来のポリエステル樹脂よりも柔軟性があり、割れにくくなっていますので、今回のような接合部ライニングには非常に相性がいいです。

現在も数多くの日立のパネルタンクがありますので、早めに今回のようなライニングを行っておくと長く使えると思います。

佐山製作所の一体型タンクの修理依頼が増えています。

今回は受水槽にヒビが入って水漏れしているとの事で東京都の羽村市に伺っています。

狭山製作所(サヤマ)のFRP製一体型タンクです。

サヤマのタンクは蓋に特徴があってすぐわかります。

受水槽は大抵はヒンジがなく、外すタイプです。(高架水槽は蓋が外れないようになっています)

また、このタンクは違いますが鍵が南京錠ではなく、プラスチック製の施錠部になっている事が多いですね。

さて本題に入って、水漏れのしているヒビ割れ部分です。

底の角部分に大きくクラックが入っています。

水槽の下部は水圧が高く、今回のようにクラックが入るのも大概は水槽の下のほうです。

このタイプの受水槽は設置から30年以上たっていることが多いので、最近水漏れ修理の依頼がすごく増えています。

あと、少しサヤマ製のタンクの中でもこのタイプはFRP自体が少し薄いような感じがします。

早速、中の水を抜いて、乾燥させて当社オリジナルの無溶剤型樹脂ライニングをしていきます。

クラック部分にガラスマットを張り付けて強度を持たせていきます。

今回は予算との関係で水圧の高い下半分を補強しましたが、もちろん上まで補強すればもっと強くなりますが、費用対効果を考えると半分から下を補強するのがおすすめです。

今回も1日施工で、ニオイもなくばっちり水漏れ修理と補強をさせていただきました。

一見何ともない受水槽が破裂寸前!?

今回は埼玉県のさいたま市に来ています。

受水槽の内部天井の金属製の梁などの補強部材がサビて腐食しているので、補修&交換をしていきます。

よくあるセキスイのパネルタンクですね。

どこも悪そうにないので、油断しがちなパターンです。

この受水槽は外側に塗装がかけられていますので、一見きれいに見えますが、しっかりと調査をすると非常にまずい状況だということがわかります。

調査に伺った時の写真です。

「天井付近にある白い金物に少し錆が出ているのかな。」くらいに思うかもしれません。

でもこれが危険な状況なんです。

その後、補修と交換の作業に入った時の写真ですが、外している最中にどんどん折れてしまう

仕切り板と呼ばれる槽を2つに分けているパネルについている補強材が、ボロボロです。

また、天井の梁を固定している金物のボルトが腐食して、ボルトの頭がほとんど無くなっています!!

少しの力や、衝撃でも外れて受水槽全体が倒壊する恐れがありました(汗)。

今回のように外観がきれいな受水槽は油断しがちですが、内部の点検が非常に重要です。

ぜひ年に一回の受水槽清掃の際には、清掃業者さんにしっかりとチェックをしてもらいましょう。

あまり大きな声では言えませんが、錆が出ていても腐食が進んでいても、直せないからといって見なかったことにして写真も撮らずに、報告もしないという業者さんがいます。

ある日突然、「受水槽が壊れて水が出ない!」なんてことにならないように、清掃作業の前に「悪いところがあったら、教えて」と言っておきましょう。

もちろん当社でも構造点検を含めた清掃作業も請け負っていますので、お気軽にお問い合わせください。

高架水槽の保温パネルの脱落

今回は東京都の多摩市に来ています。

台風の通過の際には、高架水槽の部品がいろいろ飛ばされたりします。

一番多いのがマンホールの蓋です。

蓋がないと衛生面でも問題がアリアリなので、大騒ぎになります。

そして二番目に多いのが、今回の記事にしている保温パネルです。

保温パネルというのは、貯水槽の内部に入っている水を保温しているのと、夏場なんかには結露の防止にも役立っています。

内部は発泡スチロールなどの断熱材が入っていて、表面に薄い樹脂板でカバーしています。

通常、パネルタンクでは天井部は内側に、底と側面は外側に保温パネルがついています。

特に側面の保温パネルが、紫外線や風雨によって劣化して脱落することが多いです。

さて今回の物件ですが、三菱製の高架水槽です。

笑い事ではないのですが、三菱製の保温パネルはよく無くなります。(泣)

右側の写真の汚い面が保温パネルがなくなっています。

何枚かこんな感じで無くなっているのですが、他社から見積もりを取ったところ、びっくりするくらい高くて、困って当社にも見積もり依頼をしてきたようです。

施工自体はパネルを取り付けるだけなので、簡単なのですが高架水槽の場合、設置場所によっては足場が必要になります。

他のパネルも飛ばされないように金物を入れて、キャップ止めをして終了です。

今回は風もない中での作業で、非常にスムーズに作業も進みました。

お客様には、最初の見積もりよりもずいぶん費用が抑えられ と喜んでいただけました。

当社では貯水槽修理専門業者の強みで、いろいろなルートでの材料の仕入れや施工方法がありますので、お気軽にお問い合わせください。

地下設置の受水槽の水漏れ

今回は東京都中央区での現場です。

都内など都会の場合には地価が高いので、今回のように地下に受水槽が設置されていることが多いですよね

今回はブリヂストン製の受水槽の、パネルのつなぎ目からの水漏れ対策+槽全体の補強です。

上の写真は基礎とパネルタンク下部ですが、乾いた基礎コンクリートの上が部分的に白くなっています。

これは水道水中に含まれるカルキなどの成分が乾いた跡ですので、水漏れしていた場所です。

受水槽周囲がほとんど白くなっていますので、「そこら中から水漏れしていた」ということになります。(汗)

屋内の場合には雨が当たることがないので、このように水漏れ部位が断定しやすいことが多いです。

さて屋内の受水槽ですが、何といっても一般的な樹脂を使うとシンナーのような強烈な溶剤のニオイが出ますのでトラブルの原因となります。

今回は地下2階で地上までは、なんと数百メートルの距離があります。

また断水も2日程度でお願いしたいとの無茶ぶりです。

こんな条件で、他の業者さんはお手上げでしたので、当社に白羽の矢が立ちました。

パネルのつなぎ目がフラットなので仕事が早い。

実はこの水槽2槽式の70トンと結構大きいサイズなんです。

それでもどんどん施工が進み、2日間で十分に終わらせることが出来ました。

ニオイの問題や施工期間だけでなく、金額的にも想定よりかなり安く仕上がったということでとても喜んでもらえました。

内部全面ライニングを1日で

今回は東京都の世田谷区にうかがっています。

突然ですが、お客様とお話ししていて時々びっくりされることがあります。

貯水槽の内部の補修や補強工事で、全面ライニングと言って側面と底に樹脂とガラスマットを使ってパネルを厚くして、止水したり補強したりすることがあります。

一般的にこのようなライニング作業の場合は、1週間程度の日数がかかります。

なぜか?

施工後すぐに水を張ると樹脂のニオイが水に移ってしまうからです。

一般的にライニングで使われているポリエステル樹脂は溶剤分を多く含んでいるので、その溶剤分がある程度 飛ぶのを待ってから水を張ります。

この待っている間は断水となってしまうので、費用をかけて仮設タンクを置きます。

仮設タンクの設置、撤去と配管工事に1日ずつ。

ライニングに1日。

ニオイの飛ぶのを3〜5日ほど待つ。

こうして一般的には1週間かけて補修や補強を行います。

さて信栄の場合はどうでしょうか?

今回の高架水槽ですが、FRPが劣化してピンホールがあちらこちらに開いて少量の水漏れがあります。

この高架水槽の内部を全面ライニングしていきます。

さて何日かかるのでしょうか??

朝8時から作業を始めます。

水を抜いて、下地処理をして、樹脂を塗って、ガラスマットを貼り付けて…。

17:00から給水を初めて、作業終了は

なんと当日の18:00です!

こんなにきれいになって、もちろん水漏れも止まって、補強効果も出ています。

ポリエステル樹脂のライニングをされている方や、その施工を知っている方からは、本当に驚かれます。

「大丈夫なの?ニオイでないの?どうなってるの?」質問攻めです(笑)。

大丈夫です、ニオイのクレームは今までもらったことがありません。

当然ですが、1週間かけて施工するよりも、1日で仕上げた方が安く施工できる場合が多く、費用面でも喜ばれることが多いです。

また取り換えとなると数倍の費用と、たくさんの産業廃棄物を出すことになりますので、環境面でもお勧めしています。

マンホールの蓋はおまかせください。

東京都の北区に伺っています。

高架水槽でよくあるトラブルがマンホールの蓋についてです。

特に台風の後などはお問い合わせを多くいただきます。

さて今回の物件ですが、設置から35年が経過しています。

パッと見はなんてことない少し古い高架水槽なんですが、近くに行くと

底から水がバシャバシャ漏れています。

ハシゴを上がってみると…   「ガビーン」

蓋がありません。

水槽のメーカーも分からないし…どうしよう。

でも大丈夫!

サイズを測って、蓋を工場で製作。

水漏れも内部から無溶剤型樹脂ライニングできっちり補修。

底面と側面をライニングすることで水槽の本体に厚みを持たせ補強します。

今回は1日の作業(9時間断水)で作業を終えました。

さてマンホールの蓋ですが、基本的にほとんどのメーカーに対応していますので、写真と蓋の大きさ、ヒンジ、施錠部のサイズなどが分かれば対応可能です。

また遠方の場合には蓋のみの販売も可能ですので、お問い合わせください。

天井にある梁の補修

セキスイ製のFRPパネルタンクの受水槽です。

FRP製の貯水槽内部に、白い金属製の梁が設置されています。

Lアングルで天井パネルのつばの部分を下で支えています。

細かく言うと、梁にも金属(鉄)に白いナイロンコーティングが施してある場合と、FRP製の場合があります。

この梁の役割は、

①天井の左右の開き防止

②天井パネルの落ち込み防止の役割があります。

ですので、左右(横方向)への水圧が低い場合や、天井が落ち込みにくい構造の場合にはついていないことが多いです。

具体的にいうと高さが2m以上の場合で、幅と奥行きが1.5m以上の場合に設置されていることが多いです。(メーカーや設置時期にもよります)

この梁自体の錆や、梁を固定している金物の腐食が進んで天井パネルが開いてしまう事故が急増しています。

原因は設置年数と腐食の関係なんでしょうが、非常に最近依頼が多いです。

今回はセキスイ製の受水槽ですが、T字の梁固定用の金物が完全に腐っています。

この水槽の場合は、水位を下げて使用していたので、水圧で天井パネルが裂けていませんが、危険な状態です。

梁固定金物と一緒にボルトも錆びにくい防蝕ボルトに交換しました。

三菱製の屋上タンク

三菱製の屋上タンク(高架水槽)の補修です。

底パネルからジャンジャン水が漏れています。(左下写真)

原因は仕切りパネルと呼ばれる、水槽の中央にある槽を2つに分けている、パネルが傾いたたために隙間が空いて、水が漏れている状態です。

右側の写真のように数センチの傾きですが、クラックが入り、かなりの量の水が漏れています。

三菱製の水槽は、今回のように仕切りパネルの破損が多いので、定期清掃時など片側の槽だけ水を抜く際には気を付けないといけません。(他のメーカーは大丈夫という意味ではありません)

通常の水漏れの場合は、パッキンの劣化によることがほとんどですので、パッキン部分をライニングして終わりなのですが、今回は 仕切パネルの傾き補正+破損したパネルの補修+水漏れ補修(ひどい) と複数の工程を1日で仕上げていきます。

1日での仕上げになりますので、もちろん無溶剤型の樹脂を使って、安全に素早く仕上げていきます。

今回は現場がホテルだったこともあり、前日の宿泊客がチャックアウトするのを待って、断水は10:00〜18:00までというタイトなスケジュールでしたが、当社オリジナルの無溶剤樹脂のおかげで、臭いもなく無事、時間内に終わることが出来ました。

※水槽が大きい場合などは、今回のように8時間程度で終わらない場合もありますので、ご相談ください。

セキスイ製のパネルタンクの補修を割安に

今回はセキスイ製のパネルタンクです。

パネルタンクという組み立て型の貯水槽を、初めて作ったのが、このメーカーです。

セキスイは積水です。

積水ハウスとかの関連会社ですね。

貯水槽のシェアは一番大きいのではないでしょうか。

年式によって積水工事とか、積水プラントシステムとか、積水アクアシステムとかいろいろあります。

大体いっしょです。(たぶん…)

ちなみに写真のは、積水プラントシステム セキスイFパネルタンク と書いてあります。

昔のセキスイのタンクは特徴がありまして、貯水槽の中を見るとすぐにわかります。(もちろん僕らは外から見ても分かるんですが…)

   左がセキスイ。     右が他メーカー

パネルの端がへこんでます。

だから何だっていうと、ポリエステル樹脂を使った、従来工法で施工すると施工方法が若干違ってきます。

形が複雑で水漏れしやすいために、ガラスマットも幅広のものを使ったりしますし、施工にも手間がかかります。

そうすると、セキスイ製のタンクを従来工法の内部ライニングを施工すると断水の時間も長引きますし、費用的にも結構高いものにつきます。

割合でいうと2割位でしょうか。

変わって当社の無溶剤樹脂ライニングは、基本的にどのパネルタンクも同じ金額で施工できます。

密着性が高いので、従来工法ほど幅広にしなくても、水漏れの心配はありません

密着性も高く、劣化もしにくいので、補強にも十分な効果が得られます。

日立のパネルタンク

今回は日立のFRP製パネルタンクです。

神奈川県内にある工場に設置されている受水槽です。

屋内設置の受水槽のため、外観はきれいなのですが、水漏れがありました

写真はアップしてないのですが、結構漏れていて、そこら中ビタビタです。

施工前                 施工後

屋内設置の受水槽の場合に水漏れがあると、湿気によって鉄部の腐食が急速に進みますので注意が必要です。

屋外と違って、漏れ出した水気がなかなか乾かないので、清掃点検に入った際などには気が付きやすいと思いますので、報告をもらうといいかもしれません。

今回、断水は9時間いただきましたが、28トンの2槽式のタンクをこの時間できっちり仕上げるのは、ほかの工法ではなかなか難しいです。(もちろん無理矢理、水を張ってしまえば終わるのは当たり前なんですけど…。)

無溶剤型樹脂ライニングなので室内もニオイがなく、無事作業も終了しました。

佐山製作所の高架水槽

今回は東京都の中野区に伺っています。

現在は無くなってしまった、佐山製作所の水槽です。

1階がテナントのマンションですが、高架水槽から水漏れがあります。

内側から水漏れ修理と外側の天板補強とコーティングになります。

マンションなので断水の時間が限られているのは当然ですが、今回は1階のテナントさんのご迷惑を少しでも減らしたいという、オーナーさんの意向です。

9時から16時までの断水という短い時間では、通常のFRPライニングでは水への溶剤臭が移る危険があるので、施工できません。

今回はもちろん、安全で施工時間の短い無溶剤型樹脂ライニングで施工していきます。

設置から25年程度が経過しているため、外側のパネルも傷みが多くみられますが、強度も上がりきれいに仕上がりました。

何年か清掃されてなかったようで、内部は結構汚れていました。

底面パネルの十字部周辺から水が漏れていましたが、完全に水漏れは止まりました。

今回も無事、断水時間内に作業を終えることが出来ました。