今回は学校の受水槽の緊急点検です。
緊急の連絡を受け急いで、現地へ向かいます。
電話の話では受水槽の天井部に穴が開いていて至急、対応してほしいとのことです。
とりあえず状態を見なければ返答のしようがないので、すぐに学校へ行く事にしました。
現地に着くと、受水槽にはとりあえず先生がブルーシートをかけ、雨が入らないようにしてあります。
受水槽の上に登ると天井のパネルが劣化し、足をかけた所が沈みます。
慎重に歩き、ブルーシートを外します。
直径20センチほどでしょうか、みごとに穴が開いています。
とりあえずテープで内部に水が入らないようにしておきます。
ブルーシートを掛け直して、この日の下見は終了です。
このように天井部は側壁や底のパネルにに比べ、水圧がかからない部位のため、もともとの強度が低くなっています。
1か所が壊れたということは、他の天井パネルも壊れる可能性が高 いと言えます。
他の天井部にも細かいクラックがみられ、危険な状況と言えます。
今回は天井部の全面的な補修工事を提案する事になりました。
本当はここまで劣化が進む前に、補強工事を施すことが必要です。