貯水槽清掃はリピート率97%と圧倒的な支持を得る貯水槽清掃のプロへ

なぜ施工時間が短いのか?

なぜ施工時間が短いのか?

プライマーが要らない。

従来のポリエステル樹脂を使ったFRPライニングに比べ、圧倒的に密着力が良い樹脂を使っているのでプライマーを塗る時間や、オープンタイムと呼ばれる待ち時間がない。

ライニングの施工時間が短い。

従来のFRPライニングでは、ガラスマットに樹脂を付ける作業を3回繰り返し、その後空気を抜く脱泡と呼ばれる作業があり、工程数が多かったのですが、脱泡の作業が必要なくなり、特殊なガラスクロスの採用で工程数も減りました。

トップコートが不要。

従来ではライニングをした後、ある程度硬化するのを待ってから、トップコートを塗るという作業が必要でした。

トップコートなしでも従来のFRPよりも耐久性が良くなるよう(2倍以上)樹脂を設計しているのでので必要ありません。

溶剤を含まないので硬化の待ち時間が短い。

従来の樹脂では溶剤分が多く入っているので、溶剤が無くなるまでしっかり硬化させないとクレームの原因となります。無溶剤型樹脂ライニングでは、その名の通り溶剤が入っていないので、硬化の待ち時間が少なくてすみます。

トラブルが少ない。

従来の樹脂は施工中や施工直後に水や水分と触れると、乳化と呼ばれる硬化不良を起こします。(意外と水が来ることが多い)

新型の樹脂は水中でも完全硬化する特殊な樹脂なので、施工中に水が来てもふき取るだけです。(バタバタしません)

以上5点あげましたが、この少しずつの時間の差が、結果的には何時間ものスピードアップにつながっています。

無溶剤型樹脂ライニングはなぜ強いのか?

貯水槽を補修する工法として、FRPライニングという工法を使った補修は何十年も前から行われています。

ガラスマットにポリエステル樹脂をふくませて、ローラーで気泡を抜きながら、密着させていく方法です。

このポリエステル樹脂は安くて使い勝手は良いのですが、欠点の多い樹脂でもあります。

その欠点を克服したのが、無溶剤型樹脂ライニングです。

強さの理由はこちらです。

その①  劣化しにくい。

  従来の樹脂では数年で劣化現象が出始めていたが、新しい樹脂は非常に水に分解されにくく、長期間性能を維持する。

その②  密着性が良い。

  長期間剥がれが起こらない特殊設計の樹脂なので、強度の維持が出来ます。(ポリエステル樹脂は接着性能が低い樹脂なので剥がれが起きやすい)

その③  柔軟性が高く割れにくい。

  柔軟性がある樹脂の採用によって、貯水槽の動きに合わせて動くことで、割れや剥がれが起こりにくい。(FRP製の貯水槽の場合 地震が起きなくても水位の上下で膨らんだり縮んだりしています)

その④  引っ張り強度が高い。

  ガラスクロスの採用によって引っ張り強度が向上し、躯体の破裂や倒壊を防ぎます。

以上の4つの理由から長期にわたり貯水槽を守ることが出来るようになりました。

なにが安全なのか?

無溶剤樹脂ライニングのなにが安全なのか?

安全という意味には2つの安全が含まれています。

1つ目に居住者などの実際に水を使う方の安全 。一番多いクレームが入居者さんからのクレームです。

2つ目は近隣住民や通行人など工事場所の周辺での安全。作業中に周辺の方から苦情が出 ことも、実は結構あります。

実は近隣住民や通行人などに迷惑をかけないこと、これが作業者の安全につながっています。

まず1つ目の「居住者などの実際に水を使う方の安全」についてです。

もちろん施工後の水質のことです。

現在、貯水槽の補修で行われているほとんどが、FRPライニングと言われる方法です。

FRPというのはガラス繊維と樹脂によって、作られる強化プラスッチクのことなのですが、この樹脂にほとんどの場合ポリエステル樹脂という材料を使っています。

ポリエステル樹脂には大量の溶剤が含まれているので、溶剤が施工部分から完全に抜けるまで、1週間以上待ってから水はりをすればいいのですが、現場施工でなかなかそこまで待っていられません。

結局、1日とか場合によっては、数時間で水を貯めることになりますが、水に溶剤が少しずつ放出されてしまうことになります。

これが、工事後に水がにおってしまう原因なのですが、ポリエステル樹脂を使って作業する場合、仮設タンクの設置をしてしっかりと硬化時間をしっかりとっててもらいましょう。

無溶剤型樹脂ライニングの場合、その名の通り樹脂に溶剤が含まれていません。

施工後の溶剤臭を気にする必要もないですし、水中でも完全硬化するので、硬化の途中で水槽に水を貯めても問題ありません。

2つ目の近隣住民や通行人など工事場所の周辺での安全ですが、貯水槽の工事をしていると、クレームをもらうことが、時々あります。

槽内にFRPライニングをする際に、サンディングと呼ばれる接着性を向上させるために、傷をつける作業があります。

この時には、周辺がホコリだらけになりますので、もちろんクレームが来ます。

もう一つは先ほども出た、溶剤のニオイです。

工事中の施工現場周辺や、排気のために設置したダクト付近では、溶剤のニオイがします。

屋内設置の水槽の場合や、建物が密集している場合にクレームにつながりやすい傾向があります。

無溶剤型樹脂ライニングの場合、密着性が良いので、サンディングの必要はありませんし、樹脂に溶剤が含まれていないので、周辺からのクレームも起きません。

近隣住民にまでホコリやニオイが気になるということは、実際に作業している人はその何倍もホコリや気化した溶剤を吸っていることになります。

それも毎日…。

作業従事者の健康が気になります。