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日立のパネルタンク 外側がヒビだらけです

今回は長野県に伺っています。

写真ではわかりずらいですが、タンクの外側のパネルにヒビがたくさん入っています。

そして、風が吹くと表面の薄いパネルが外れそうになっています。

実はこのタンクにはタンク側面の表面に凍結や結露の防止のために、保温パネルというものが設置されています。

この保温パネルは内側に発泡素材+外側に薄い樹脂カバーで作られています。

保温パネルはビスで固定してあるのですが、紫外線などで樹脂カバーが劣化してビス部分のカバーが割れて、樹脂カバーが浮いてきてしまいます。

針金で固定して、どうにかギリギリ(笑)飛ばずに持ちこたえてくれています。

さて今回はこのギリギリの保温パネルの補修です。

日立のパネルタンクでは、よく見られる現象で、屋外に設置されている保温パネルのついた日立のタンクでは、ほとんど同じようなことが起こっているのではないでしょうか。

もちろん壊れ方は様々ですが、いずれは今回のように保温パネルが外れそうになったり、実際に飛ばされてしまう事も、もちろんあります。

まずは、ビスで固定してあったパネル周囲や割れている部位をライニング(樹脂+ガラス繊維)で補強+補修していきます。

その上にコーティングをして、写真ではわかりにくいですが、保温パネルの外れ防止のために、固定金物を設置していきます。

ビシッっと固定できていますので、バタつきは全くありません。

今回のようにギリギリでも、保温パネルが残っていれば補修ができるのですが、飛ばされて無くなっていると直しようがないので、早めに修理されることをおすすめします。