貯水槽清掃はリピート率97%と圧倒的な支持を得る貯水槽清掃のプロへ

清掃と構造点検の重要性 こうなる前に・・・

三月に入り年度末でバタバタしてませんか?

そして暖かくなったり、急に冷え込んだり・・・体調管理が大変です。

さて、今回は久々の清掃編のHP更新です。

最近、清掃のお問合せが多い状態が続いています。

そんな中には・・・

ここだけの話・・・

未だかつて数十年清掃をしたこともなく入居者の方から

水道から変な物が出てきたとクレーム発生なんてケースもあります。

もちろん故意で洗浄してないって事ではないのですが・・・

構造上色々と問題があって槽内が凄い事になってしまった

そんな貯水槽の槽内を覗いて行きます。

槽内に色々な物が沈んでいます、また浮いています。

通常ですが、長年槽内清掃をしていない槽内は土・砂・水垢などで真っ黒になっているんです。

今回のこの槽内はドロドロとした物が沈んでます。

この正体はバクテリアだと思われます。

では、何故この様な事になってしまったのか!!

大きな原因が構造上の不備と劣化にあります。

それでは原因の写真を掲載します。

この配管はオーバーフロー管ですが防虫網が付いていません。

また配管が短く簡単にゴミ・害虫が侵入してしまいます。

この穴は天井部に開いています。 

何かが槽内へ入る為に構造上、開いている物なのですが栓をしないと槽内へ簡単に異物がはいってしまいます。

その他、色々とありますが大きな原因が以上です。

この二つが問題なければ、こんな状態にはならなかったと思います。

それと、これは構造ではないのですが水の回転が少ないのではないかと思います。

回転が多いと槽内には残留塩素が多めに存在するのでバクテリアは発生しにくいはずです。

今回、残留塩素はゼロでした。

さて、ここから清掃と消毒をしていくのですが・・・

問題点を解決しないと、また同じ事になってきます。

水量の回転を多くする事は弊社でも出来ませんが

その他は同時に作業を行っていきます。

作業自体は簡単なんですが槽内側にゴム樹脂で出来てるボルトを差し込み止水とサビを防ぐ

特殊なボルトで固定します。

構造上配管を長くすると設備上問題があるので、防虫網を取付けて完了です。

そして槽内の清掃状態ですが

清掃前 

                       清掃後

とても大変でしたが綺麗になりました。

このように特殊な状態になってしまいますと清掃料金も割高になります。

小さな受水槽だから大丈夫ではなく改めて清掃と構造点検などが重要と

判断されます。

不安と思われるのなら無料診断を受けてみてください。

洗われた事のない貯湯槽は世紀末!

とある施設の貯湯槽を清掃に伺っております。

この施設の設備はボイラーがいくつもあり配管が複雑で

こちらの現場作業員では解らない状態です。(汗)

施設管理の方と悪戦苦闘しやっと排水できたのは2時間半後でした。

さて、どんな貯湯槽か写真で確認しましょう!

温泉×1基 給湯×2基あります。

この貯湯槽は設置してから何年経つのでしょうか・・・

解りませんが一度も清掃した事がないそうです。(怖)

毎回の事で想像は出来ますが・・・まさしく世紀末状態です。

それでは槽内をご覧ください!!!!

槽内が湯気で上手く撮れませんが中に沢山の異物があります。

これは何かと言いますと温泉槽は温泉成分の沈殿物や土です。

また給湯槽にはカルキが固まり槽内に付着した物が大きくなりれた物が多数あります。

これ・・・纏めて処理すると えええっ!!!マジですか・・・って位汚いです。

槽内で沈殿物を処理しています。

ほんの一部ですがこれが沈殿物です。

槽内での作業員は真っ黒でした・・・

また酸素欠乏の恐れもあるので換気処理もしっかりする必要があります。

作業員が中で倒れてるなんて事もニュースで聞きますよね!!

槽内作業も無事に終わり

今度は外から細かい汚れを高圧洗浄で流します。

ドレンから真っ黒な水が永遠に流れてきます(汗

この点検口(マンホールハッチ)の大きさ次第では槽内に入る事も不可能な場合もあります。

さてさて・・・・

今回の清掃でどんだけ綺麗になったでしょうか!

ステンレスの地が見えるまで綺麗になりました。

施設管理の方もここまで綺麗にしてくれて大変満足してくれました。

これで清潔な温水を供給出来ます。

受水槽の内部補強材から漏水する。

今回は受水槽の漏水について掲載したいと思います。

漏水には色々な原因がありますが、今回は内部補強材取付部分から漏水について検証してみます。

真ん中のボルト付近から漏水しています。

拡大するとこんな感じです。

この箇所は破裂を防ぐ為に内部補強を取付けているボルトです。

では、何故ここから漏水するんでしょうか?

それには受水槽の内部の写真を観て頂くのが一番だと思います。

この写真が内部補強になります。

拡大した写真ですがプレートからステーと斜めにアングルは取付けてあります。

そしてこの斜めのアングルか曲者なんです。

水槽に水が貯まると水槽が膨張します。

そして斜めアングルが膨張を抑え込みます。

すると劣化しているFRPが徐々に変形してきます。

先程のプレートを外した写真です。

段々とボルトの貫通穴が変形してきています。

また、クラックも出ています。

補修方法としては、ここをFRP樹脂ライニングで塞ぎ再度穴を開け変えます。

ライニング後の穴開け作業中

これで穴の変形は無くなり止水出来ました。

内部補強タイプの受水槽は破裂などの防止は外部補強より強いのですが

漏水が起こる可能性が高いのが弱点です。

また、補修には外部補強にくらべて長時間掛かります。

破損箇所が大きくなり補修不能になる前に点検を行ってみてはどうでしょうか?

清掃の重要性

今回は特殊なケースだったので掲載したいと思います。

現場は甲府市某所・・・・

住民の方から泥の水が出ると管理会社へクレームがあったとの事です。

そこで確認したら前回、受水槽を清掃したのは平成23年10月頃との事でした。

約2年半は受水槽の清掃をしていない状態でした。

そこで受水槽の点検口を開けて槽内を点検してみます。

この写真はドレンから排水をした写真ですが土や砂がいっぱいです。

排水作業中にドレンから出る水は濁りが凄く、実際はもっと溜まっていたんだと思います。

こちらの受水槽は市水を貯めて圧力ポンプで各部屋へ送っているんですが・・・

どうしてここまで泥が入ってしまうのか原因は不明です。

原因はともあれ、受水槽を綺麗にしないといけません。

薬品や高圧洗浄、消毒で清掃中

綺麗になりました。

受水槽は綺麗になりましたが、泥を吸い上げたポンプにはダメージが残りました。

土、砂で形成されている泥を吸い上げたのでシャフトが損傷してカラカラと異音が発生しています。

また、各水道からは配管内に残る泥や錆が10分水を出しても出続けます(汗

そこで各部屋のストレーナーも清掃をする事にしました。

やっと綺麗な水になり、一安心です。

今回は受水槽に泥が溜まるという特殊なケースですが

やはり1年に一回は清掃をする事をお勧め致します。

ポンプや配管にダメージがあるケースになりますと

高額な工事が発生致しますので早めに点検が必要ですね。

劣化診断と清掃作業

9月に入り残暑厳しいこの頃です・・・

まだまだ熱中症には気をつけていかなけれな!!

さて、今回は清掃作業で東京にお伺いしています。

こちらの現場が6F建ビルになり地下に受水槽と屋上に高置水槽があります。

↑地下受水槽

                     ↑高置水槽

地下受水槽の設置スペースがなく全体写真が撮れません(汗

FRP製の角型一体物になりますが、FRPが薄く内部に灯光器を入れると

光が透過しています。(今回は地下の暗闇なので問題なのですがFRPの薄さは心配です。)

さて内部に入り清掃開始です。

今回の現場は高圧洗浄が出来る環境ではないので薬品洗浄(水質に優しい)

専用パットを使い丁寧に汚れを落としていきます。

また内部に接合部がありパッキンがはみ出しています。

そろそろ漏水が心配です。

(もちろん、劣化診断報告でオーナー様に報告!!!)

皆様も自分の使っている水がどんな環境で貯水されているのか心配ですよね?

弊社では不安なところをチェックしながら清掃しています。

もう数年も清掃していない・・・ 清掃はしているけど不安・・・

そんな皆様・・・一度弊社の清掃をお試しください。

PS 高置水槽は問題なく綺麗になりました(笑

今回は工場の社員寮の受水槽の清掃点検です。

屋内設置の受水槽の場合、清掃前の水抜きの作業時に注意が必要です。

ドレン管と呼ばれる水抜きの管だけで排水する場合はまだよいのですが、通常はドレン管のみの排水では時間がかかりすぎるため、排水ポンプを併用します。

この時に排水口から水があふれてしまったり、場合によってはドレン管の水の出口からも水があふれてしまうことがあります。

屋内ですから、屋外の場合と違ってあふれ出た水をすべて拭き取らないとなりません。

あふれ出た場所によっては取り返しのつかない事もあります。

ですので屋内の排水には十分注意して作業を行っていきます。

さて話は戻って今回の受水槽です。

設置から20年以上経過していますが、屋内設置のため外観の劣化はそれほど進んでいません。

ですがパネルの角には怪しい部分が…。

パネルとパネルを固定しているボルトから水漏れがあります。

内部に入って確認します。

写真が光って見にくいのですが見た目には問題ないようです。

ですがパッキン材は20年を経過し、硬くなりパッキンとしての限界がきているのです。

屋内で水漏れした場合、水でびたびたして湿度が上がり金属類にサビが出たり、受水槽周辺にカビが生えたりと悪影響が出てきます。

無事に清掃点検の作業は終わりましたが、屋内設置の受水槽のため緊急の水漏れの修理が必要です。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は市営住宅の受水槽の清掃点検です。

この受水槽は2槽式といって、受水槽の内部が2つに分かれています。

この為、片方の槽ごと清掃点検する事ができ、断水はしないで作業を終える事ができました。

※2槽式でも断水しなければならない場合もあります。

清掃は無事終了したのですが、水槽内部の天井部分には何かひげのようなものが…。

天井のパネルとパネルのつなぎめの部分です。

これが一体なにかわかりますか?

実はこれ天井パネルの上に生えた草の根なんです。

天井パネルの上は水が溜まらないような構造になっていますが、パネルとパネルのつなぎめの部分が溝になっていて少しへこんでいます。

長い間にこの溝にほこりや土が溜まり、そこに草が生えてくる事があります。

この草が根を張り、パネルの間に挟んであるパッキンを突き破り、水槽の中まで根をのばしてきます。

「自然の力はすごいですねー。」

なんて感心してる場合じゃありません!

草の根が入るという事は当然、雨水なんかも貯水槽の中に入ってきます。

雨水と共にゴミや細菌も飲料水中に入り込む結果となってしまい、水質を汚染する事につながってしまいます。

今回は草の根が出てきて分かりやすかったのですが、実は草がなくても天井部分から雨水は水槽内に入ってしまっています。

天井のパネルとパネルの間に入っているパッキンは、想像以上に劣化が早いのです。

貯水槽の耐用年数は15年ですが、経験上ほとんどの貯水槽が15年せずに天井部から雨水が槽内に入るようになってしまいます。

天井部のパッキンの劣化は水漏れなどに関係ないので、ほとんどの人が気が付いていませんが…。

天井部のパネルはパネル自体が薄いので、劣化が進む前の補強がおすすめです。

天井部の補強ライニングで①雨水の槽内への侵入の防止②貯水槽全体の補強③紫外線などによる劣化の防止。 

 と一度で3つおいしい内容となっているのでぜひどうぞ(笑)。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は事業所の受水槽の清掃点検です。

清掃点検の際には作業前と作業後に塩素濃度の測定をします。

DPD法と言われる方法で塩素濃度を測定します。

透明な筒状の容器に検査する水を入れ、DPD試薬の粉をその水に入れます。

塩素の濃度によって色合いが変わり、その色と基準の色を比べ一番近い色で濃度を決めます。

全く塩素が入っていないと色は変わらず透明です。

逆に塩素が多く入っていると色は濃くなり、真っ赤になります。

基準としては通常は0.1ppm以上。

清掃など貯水槽内に人が入った後は0.2ppm以上ということになっています。

塩素は時間が経つと次第に濃度が低下してしまいます。

特に夏場など、気温や水温が高いと低下のスピードが速くなります。

塩素濃度の低下は藻の発生や細菌の繁殖の原因となります。

今回清掃点検した貯水槽内部の写真です。

光が外側から水槽内にはいり、水槽の中は蓋を閉めても明るい状態です。

気温と水温の上昇、塩素濃度の低下、光この3つの要素がそろうと非常に藻が発生しやすくなります。

夏場は気温の上昇から、水槽内に一番藻が発生しやすい時期になります。

日ごろからしっかりとした点検をして、安全な水を供給しましょう。

当社では藻の発生の防止に多数実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。

今回は清掃は順調に進みましたが、上の写真のように、貯水槽の中に外部からの光の透過があり、改善が必要という結果になりました。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は県営施設の受水槽の清掃点検です。

この貯水槽は2槽式の受水槽で、縦4メートル、横5メートル(2.5mと2.5mの2槽に分かれている)高さ2.5メートル容量50トンと大型の受水槽です。

受水槽の大きさは通常、水槽全体の大きさを言いますが、他に有効容量といういい方もあります。

大きさや容量といった場合、縦×横×高さの事です。

貯水槽の清掃の場合は水槽内を全部洗うので、この全体の大きさの事を言います。

有効容量とは、実際に水の使える容量で、水が満水になった水位からポンプの停止する水位(配管の少し上)までのことで、実際に蛇口から使える水の量を言います。

話はもどって今回の受水槽ですが、設置から20年以上が経過し、パッキンなどが劣化しています。

パネルとパネルの間に入ったパッキンが、ボロボロになってあちこちに落ちています。

またパネルのつなぎ目に、水漏れの予防のために施工されているコーキングのようなものがあちこち剥がれています。

ろ 労金水漏れ20101129_15.JPG

このコーキングのようなものは貯水槽設置時に施工される場合と、水漏れした場合などに後から施工される場合があります。

上の写真のように施工から年数が経過すると剥がれてしまいます。

またコーキングのような柔らかいものなので補強にはなりません。

施工する時には、このあたりを頭に入れて検討する必要があります。

今回の受水槽清掃では、パッキン材の破片の処理を注意して行いました。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は小学校の受水槽の清掃点検です。

受水槽の種類にもよりますがパネルタンクの場合、パネルとパネルの間に使われているパッキンや、配管や補強材を止めているボルトから上のように、ゴム材が溶け出して側面のパネルに付く事があります。

設置から間もない時はこのような事が起きにくいのですが、耐用年数の15年をすぎる頃になるとパッキン材も劣化してゴム材が溶け出すようになります。

耐用年数の15年というのは、パネルの材質であるFRPの劣化もありますが、パッキンも15年もたつと劣化してくるのでパッキンの限界の年数でもあります。

黒いゴム材が飲料水中に入り、水質を汚染するようになってしまいます。

飲料水タンクのため使える洗浄剤は限られてきます。

そんな中でこの黒い汚れを落とすには、一生懸命こするしかありません。

ですが、こすればこするほどFRPの表面に細かいキズが付いてしまいます。

キズが付くと汚れが付きやすくなり、来年さらに苦労する事になります。

では、どうすればいいのでしょう?

ずばりFRPライニングをしてください。

当社のFRPライニングであれば、内部のパネルとパネルの間に入っているパッキンをすべて埋めてしまい、この黒い汚れが飲料水中へ入り込むのを完全に防ぐ事が出来ます。

なおかつ分子結合剤を使用したFRPライニングによって、受水槽全体の強度を上げ、水漏れも防ぐ事ができます。

受水槽清掃の時は、一番貯水槽の内部の点検も良くできる機会なので、ぜひこの機会を有効利用できるよう、㈱信栄にご連絡いただければと思います。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回はホテルの高架水槽の清掃点検です。

飲料用の水道水を受水槽から、この高架水槽にポンプで送っています。

高架水槽からは重力で各蛇口へ落としています。

ときどき高架水槽が設置されている建物で「最上階の水道の圧力が弱い」なんて事を聞きます。

これは重力で水に圧力をかけているからで、下の階ほど水圧が高くなり、上の階ほど水圧が低くなります。

高架水槽と蛇口までの高さが少ないと水圧が弱くなってしまいます。

水圧を上げるには高架水槽の位置を上げるか、高架水槽から蛇口への配管の途中に加圧装置を付ける必要があります。

高架水槽の位置を上げるのはあまり現実的ではないので、実際には加圧装置の取り付けの方がまだ実現性がありそうです。

加圧ポンプを取り付けてある物件も時々ありますが、制約が多かったり案外費用が掛かったりすることもありますので、大抵はがまんして使ってもらっているケースがほとんどのようです。

建物の設計段階でしっかり水圧の計算もしているので(十分かどうかは別ですが)、なかなか後で変更というのはむずかしいようです。

受水槽から高架水槽を使わず圧力ポンプで各蛇口に圧力をかけて水を送っている場合も同じように、ポンプから近い下の方に近い階ほど水圧が高く、ポンプから遠い上の階ほど水圧が低くなってしまいます。

どっちにしろ高層階ほど水圧が弱くなってしまいまいますね。

話は戻って今回の高架水槽です。

清掃は無事終わりましたが、劣化が進んでいる為、各部の補強が必要という点検結果になりました。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回はマンションの貯水槽の清掃点検です。

マンションなどは断水のお知らせが大切になります。

以前、受水槽と高架水槽の清掃を行った際に、大きな事故になってしまった事がありました。

お知らせは掲示板と各戸に配ってあったのですが、2階に住む居住者の方が断水時間中に洗面の水道を全開にして出かけてしまいました。

無事に貯水槽の清掃点検は終わり、断水は解除になりました。

その後、1階の住人の方から、天上から水がたれてくるとの連絡が入りました。

天井から出る水の量は増える一方です。

断水の1時間後に、ようやく2階の居住者が帰ってきて水道を止めましたが、真下の家の中は大雨状態です。

ほとんどすべての家材が濡れてしまいました。

それに加え、畳や押し入れなどもびしょびしょですので、完全に乾くまでは住む事も出来ない状態なってしまいました。

この時の事故の原因は2つ、水道を全開にして出かけてしまった事と、排水管がつまりぎみだった事です。

この時はそこらじゅう大騒ぎになってしまい大変でした。

まだ2階だったので被害は水道を開けっぱなしにした家と、その真下の家の2世帯だけでしたが、これがもっと上の階だったらと想像するだけでも恐ろしいです。

貯水槽清掃やそれ以外にも断水になることがあると思います。

こういった事故を防ぐために、蛇口を開けても水が出ない場合は、必ず締め直してください。

今回はそんなことにならずに、無事終われたので良かったです。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回はステンレス製の受水槽の清掃点検です。

ステンレス槽は内部、外部共に汚れがつきにくく、割と清掃が楽です。

ステンレス製の貯水槽は設置して年数が浅いので、トラブルも少なく私たちからするとありがたいです。

ステンレス製の貯水槽とFRP製の貯水槽の性能はどうなんでしょうか?

まず耐用年数は両社とも15年で同じです。

価格は3割程度ステンレス製の方が高いようです。

汚れの付きにくさはステンレスが汚れにくいです。

サビは…。耐久性は…。水漏れは…。補修は…。湿気は…。熱は…。紫外線は…。清掃は…。

などなど比較していくと、やはりどちらも良い面悪い面あります。

結局は価格が高いステンレスの方は、高い分だけ良い所があるようです。

あとは設置環境と予算でしょう。

FRPの方が適している場合もあれば、ステンレスの方が適している場合もあります。

ただステンレスにする必要があまりないのに、わざわざ高い費用をかけるのはもったいない気がします。

ステンレスは永久だと思っている人もいるのでしょうが、ステンレスも金属の一種です。

劣化もすれば、金属疲労も起こります。

まだ一般に広まりだしてから10年程度しか経っていないので、今後どのような事が起きてくるのかは不明です。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は小学校の受水槽と高架水槽の清掃点検です。

まずは受水槽から清掃に入ります。

受水槽の清掃と点検は問題なく終わって、水をある程度貯めてから、高架水槽の清掃点検に入ります。

高架水槽は屋上に設置されています。

屋上までエレベーターがないので、階段で資材を運びます。

屋上入口の上に高架水槽は設置されている為、この後はタラップと呼ばれるハシゴで登ります。

高架水槽の蓋を開けると水面に何か黒い小さなものがたくさん浮いています。

水を抜いて内部に入ってみると、先ほど浮いていたものが壁にはり付いています。

よーく見ると、羽の付いた小さな虫です。

天井部分にある通気管の網の隙間から、高架水槽の中に入ったものと思われます。

清掃点検や補修の際に高架水槽に登ると、ときどきこの小さな虫が集団で飛んでいる事があります。

大抵、高架水槽は建物の一番高い所に設置されていますが、この一番高い所にかぎってこの虫がとんでいます。

何の虫なのかはわかりませんが、雨上がりなどに多いような気がします。

作業するにも、この小さな虫が口や目、鼻などに入ってどうにもならない事があります。

しばらくすると、どこかへ行ってしますのですが何なんでしょうか。

作業するのにも苦労しますが、高架水槽の中に入ってしまうのはもっと困るので、通気管やオーバーフロー管などの網はしっかり点検しましょう。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回はプールの受水槽の清掃点検です。

この貯水槽には地下からくみ上げた井戸水が貯めらています。

10トンを超える貯水槽で飲料用にも使われているですが、水道水を使用している貯水槽ではないため検査が入りません。

10トンを超える貯水槽で飲料道水を貯めている場合には水道法によって、検査機関で検査を受けうる義務と罰則があります。

このためほとんどの10トンを超える貯水槽では、しっかりと清掃と検査が行われています。

これに比べ10トン未満の貯水槽や、井戸水を貯めている貯水槽は、清掃と検査の義務はあるのですが、罰則がないため、管理がおろそかになっているケースが多く見られます。

今回の受水槽も何年も放置されたままで、しっかりとした管理がされていませんでした。

罰則等がないにしろ、みんなの飲み水を預かっているのです。

せめて一年に一度の清掃点検は、しっかりしてほしいものです。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は雑居ビルの受水槽の清掃です。

今回は受水槽と高架水槽の両方が設置されています。

受水槽を清掃している間は、高架水槽の水があるため断水にはなりません。

受水槽を清掃し、ある程度受水槽に水を貯めてから高架水槽へ向かいます。

高架水槽を清掃している間は断水になりますが、通常受水槽より高架水槽の方が容量が小さいため断水時間は少なくてすみます。

上の写真は天井部のボルトナットの錆を撮影した写真ですが、グレーの塩ビ製の板が右側に取り付けられています。

サビがひどいので指摘のために撮った写真ですが、グレーの板はなんでしょうか?

マンホールのすぐ下に取り付けられ、非常にじゃまです。

実はこれ清流壁と言って、水が貯水槽に入るときに水面の波打ちを最小限に抑えるために取り付けられています。

水面が波打つとボールタップと言われる給水装置の浮き玉が上下に動き、水が出る、止まるの動きが繰り返されます。

これによって給水装置の故障などが引き起こされます。

このためこのような清流壁が取り付けられていますが、何しろじゃまです。

マンホールから内部の様子は見えないし、清掃するにもじゃまです。

でも付いている物はしかたない、給水装置のためにがまんして清掃点検しましょう。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は中学校の受水槽の清掃点検です。

学校のため、子供たちがいない日で作業日を打ち合わせして作業を行いました。

この学校は受水槽に圧力式のポンプを使用しています。

圧力式のポンプを使うと高架水槽を使わず、直接蛇口に圧力をかける事が出来ます。

少し前までは、このような小型で性能のよいポンプがなかったために、一度受水槽に貯めた水を高架水槽に水を上げて高架水槽から重力で蛇口に水を送る方式が主流でした。

どちらも良い面悪い面があります。

圧力ポンプを使う場合には、高架水槽を持たなくてもよいという良い面があります。

高架水槽がないとその分の設置費用や管理費用が掛からないという良い面があります。

高架水槽を使用した場合には、停電時などでも高架水槽に水がある分は断水にならずに済むという良い面があります。

高架水槽がないと停電時などは即断水です。

トイレなどで水が流せなかったり、いざという時に不便します。

建物が新しく建てられる場合には、現在はコスト削減のために、高架水槽を設置しないケースがほとんどです。

現在でも多くの高架水槽がありますが、あるものはしっかりと管理して使うのがいいのではないかと思います。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は市営住宅の受水槽の清掃点検です。

いつものように貯水槽のカギを開け、受水槽に入る水を止めます。

その後、中に貯まっている水を排水します。

先に受水槽に入る水を止めないと、水を排水してもどんどん給水されて水が無駄になってしまいます。

水を抜いている間に、ポンプの運転状況の確認や塩素濃度の確認などをします。

状況にもよりますが、意外と水抜きの時間がかかるので、時間短縮のために同時進行で作業を行っていきます。

排水が終わると洗浄、消毒、内部の点検と続きます。

作業は順調に終わりましたが、外部に問題があります。

天井のFRPの一部が下がって、水たまりが出来てい のです。

当然新品の時は水たまりが出来ることなどありません。

天井部分のFRPが劣化して強度が落ち、重力に負けて下がってきているのです。

水たまりが貯水槽上部に出来る事は、衛生上良くないです。

ですがもっと重要な事は、貯水槽の強度がかなり低下しているという事です。

このまま放置するとどんどん天井が下がって、水たまりが大きくなっていきます。

やがて曲がりにFRPが耐えきれなくなり、割れてきます。

少し割れる程度ならまだいいのですが、FRPがさけて水が貯められない状況になることがあります。

こうなると今回の団地などは、たくさんの人が生活しているので大変な事になってしまいます。

マンションやアパートなど生活に直結している建物は、このような事故への注意が特に必要です。

貯水槽の耐用年数は15年ですが、実際には15年経過していない貯水槽でもこのような事故は起きています。

どうせ1年に1度清掃するのですから、貯水槽の知識をしっかり持った会社に清掃点検を依頼する事が、このような事故を防ぐ一番簡単な方法ではないでしょうか?

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回は保育園の受水槽の清掃点検です。

保育園に受水槽が設置されているケースは、僕の知る限りでは少ないのですが、この保育園の場合、井戸水を飲料用として使用している為、くみ上げた水を一時的に受水槽にため、ポンプで蛇口に送っています。

このため水が冷たい!

夏なんかは水道から出る水が冷たくていいですよね。

井戸水の場合水温が一年を通じて一定なので、冬は一般の水道水に比べて温かいです。

イイですね井戸水。

水道代掛からないし、おいしいし。

この保育園は山間にある保育園で、この地域はわりと井戸水を使用しているところも多いようです。

ともあれ、今回は保育園ですので小さな子供達が飲む水です。

しっかりと清掃と点検をしなければいけません。

井戸水なので若干砂が多いのですが、内部はわりときれいです。

問題は外部です。

通気管の破損やマンホールの内蓋の割れが見つかりました。

隙間から小さな虫やゴミなどが、受水槽内部に入ってしまう恐れがあります。

保育園には後日、報告書にて報告することになります。

この日の作業は無事完了しました。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ

今回はアパートの細長ーい受水槽の清掃点検です(笑)。

幅1メートル長さ4メートルの細長い感じです。

清掃、消毒、点検とはすんなり終わりましたが、なにしろ水の溜まりが悪い…。

水を貯め出して1時間。

断水の予定時間になってしまい、まだ水は半分くらいしか溜まっていませんが、ポンプを動かします。

ここからが問題です。

水を貯めるのと同じくらい使われるので、なかなか水位が上がりません。

次の現場もあるので、仕方なく水の満水になる確認は後回しにして、次の現場に向かいます。

3時間後、もう一つの現場はスムーズに終了し、細長ーい水槽の満水確認に戻ってきました。

無事、水は満水になりほぼ止まっています。

これにて、この日の作業は終了です。

なぜ満水になるのを確認するかと言うと、貯水槽の中に溜まっていた水を空にして内部を清掃します。

いつもは決まった水位で決まった動きしかしていないものが、年に1度違う動きをすることになります。

すると、ときどき誤作動が起こるんです。

そんな意味で当社では、必ず満水確認をして作業完了ということにしています。

⇒トップページへ

⇒貯水槽清掃の記事一覧へ