今回はちょっと衝撃的な写真です。
ごはん中の方は見ないでください。
私もショックを受けました。
貯水槽内部の写真です。
なにやら水面に浮かんでいます。
これは天井部分の保温用のパネルです。
薄いプラスチック製のパネルに、発泡スチロールのようなものを取り付け、天井部に設置し保温製を高めています。
この保温パネルがすべて貯水槽内に落ちています。
保温パネルは水槽内部の天井部に、接着剤やコーキングで止めてあります。
長い間にコーキングが劣化し隙間ができ、水分が入ります。
水分が保温パネルの中にたまり、ある程度の重さになると落下します。
最近の貯水槽はこのような事が起きにくい設計になっていますが、古い貯水槽ではときどき見かけます。
保温パネルの落下もですが、水槽内の汚さに驚きです。
聞いた話では10年以上清掃していないそうです。
この水は井戸水だそうで、簡易水道の施設検査の対象外のようです。
水槽の中をのぞきこむと臭いもかなりきつく、補修工事より先に、まず清掃が必要です。
ただこのような事例は、10トン未満の施設検査の入らない貯水槽でときどき見かけられます。
安心して飲める水を守るためにも、1年に1回は貯水槽清掃をしましょう。