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今回は病院の受水槽の内部ライニングです。

上は冬に撮った写真ですが、水漏れした水が凍って氷の柱が出来ていました。

これで病院の人が水漏れしている事に気が付き、今回の補修工事となりました。

今回は水漏れの対策と、耐用年数が過ぎている為、受水槽全体の強度アップが目的の工事となります。

写真は内部に貯まっていた水を抜き、清掃した後です。

見た目はきれいですが、劣化は確実に進んでいます。

紫外線以外にも、空気や水道水でも貯水槽は劣化します。

当たり前ですが、劣化しない材料は何一つないのですから。

造ったものは必ず劣化します。

その劣化を少しでも遅らせる。

また、劣化したものは補修して強度を上げることで安心して長く使えるようにする。

これによって、長い目で見たランニングコストを大きく下げる事が出来ます。

上の写真は内部ライニングをした後です。

当社自慢の分子結合剤を使用している為、FRP同士が一体化し剥がれが起こりません。

これが分子結合剤を使用していないと、地震などで簡単に剥がれてしまったり、ひどい場合には何もしないでも何年かすると剥がれる事があります。

これではまた水漏れが起こったり、補強としての意味がありません。

当社では、従来のFRPライニングの欠点を補った、補強の意味をもった水漏れ修理が可能です。

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今回は受水槽の架台部の補修です。

補修といっても、今回の作業は塗装ですが…(笑)。

架台というのは上の写真のように、コンクリートとFRP製受水槽の間にある鉄部材です。

コンクリートの部分は基礎といわれ、貯水槽を持ち上げ底面も点検や修理が出来るように、ある程度の高さで造られています。

その上にあるのが鉄製の架台です。

架台は貯水槽全体の重さを分散して支えるような構造になっています。

貯水槽の中に水が入ると、何トンという大変な重さになるため、この重さを支えるために架台は非常に重要な部材となります。

架台が錆び、サビがさらに進行すると貯水槽の重さを支え切れなくなり、倒壊することになります。

今回は架台の補修を特記していますが、実際には架台の塗装のみでうかがう事はあまりありません。

外部コーティングなどと一緒に塗装する事がほとんどです。

架台のサビなどは外から見て、劣化の状況が一番わかりやすい部分ですので、ぜひチェックしてみて下さい。

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今回は井戸水を貯める受水槽の給水管が外れてしまった配管の修理です。

写真のように給水管が外れてしまっています。

この配管は貯水槽の中に水を入れるための配管です。

そのため水が槽内に送られる際には、ある程度の圧力がかかります。

また配管の重さを支えるものが近くに設置されていません。

この2つが重なり、さらに年数が経つ事で劣化も進み、今回のようになってしまったと考えられます。

元の配管の取り付け部分が埋め込み式のため、通常の配管修理と違い、ちょっとやっかいです。

外れた配管を撤去して新たに配管を入れ直します。

既存の貯水槽にサイズを合わせ製作していきます。

 FRPライニングで根元をがっちり固定して、支えとなる部材を入れ、下からもがっちり固めます。

最後に保温をしてラッキングのカバーをかぶせて完成です。

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今回は高等学校に伺いました。

工事内容は受水槽の天井パネルの補強工事です。

外部工事のため断水なしで作業を行う事が出来ます。

天井部分のパネルのとパネルの間にはパッキンが入っていて、水槽の中に外部から雨水やゴミなどが入らないようになっています。

ですが、このパッキンの劣化によって内部に水がじゃぶじゃぶ入っている事がよくあります。

設置から10年を過ぎた貯水槽では、よく見られます。

設置から20年たっていれば、ほとんどのパネルタンクで外部の水が飲料水中に入っているとみていいでしょう。

きれいな水が水槽内に入るのならいいのですが、汚れた雨水や貯水槽の上のゴミもいっしょに水槽内に入ることになります。

だから声を大にして言いたい。

「天井部のパネルを補強することでパネルのつなぎ目が無くなり、槽内に雨水やゴミの侵入を防ぐ事ができますよ!」と。

もちろん天井パネル自体の補強にもなります。

左の写真はFRPを貼り付け、内部の泡を抜いているところです。

パネルの形状に合わせ、成型してしていきます。

この作業は、のろのろしていると固まってくるので時間との戦いになります。

天井パネル全面にFRPライニングをして、その後コーティング2槽塗って仕上げました。

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今回は一体型の高架水槽の内部補修工事です。

一体型の貯水槽は、工場生産でつなぎ目が無く造られていますので、水漏れが少ないのが特徴です。

しかしその反面、FRPの肉厚が薄く、年数が経つと内部の水圧で変形してきます。

いずれ水圧に耐えきれなくなり、水槽が破裂してしまう事につながります。

右の写真の底部分を見ると、架台の鉄部材の入っていない所が、水圧によって下がってきています。

このまま放置すると、いずれこのような部分にクラック(ヒビ)が入り水漏れが起こってきます。

上は内部の写真です。

横にぐるっと一周、柱(補強材)が入っています

この柱に水がまわって、サビが出ています。

このような部分からも水漏れが起こります。

対策として内部から前面にFRPライニングをします。

これによって貯水槽全体のFRPが厚くなり強度が格段に上がります。

当社の施工であれば、新品の時よりもFRPの肉厚が増し、強度も新品の時よりも上げることができます。

左の写真は分子結合剤を塗っているところです。

既設のFRPと新たに貼るFRPを分子で結合します。

この為、後で剥がれる事がほとんどなく強度も飛躍的に上げる事が出来ます。

今回の作業では青いトップコートを使用し、見違えるようにきれいに仕上がりました。

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今回は高架水槽の外部コーティングです。

写真のようにヒジョーに高い所に設置されています。

上に登ると怖いくらい高い。

とても球形の貯水槽の上に登って作業なんかできません(怖いんで…)。

高いという事は風もつよい!

作業環境としては最悪です。

じゃあどうするかと考えた結果、周囲に足場を組みました。

貯水槽より高く足場を設定します。

写真のように外が見えないので、怖くない(笑)!

安全対策と風も防ぐ事が出来て、一石二鳥です。

ちょっと費用はかかりますが、安全に変えられるものはありません。

またこのネットのおかげで、施行中に風が吹いても周囲へのコーティング剤の飛散がありません。

この高架水槽は、外部からの光が水槽内部に透過するようになり、藻の発生が心配されていました。

光の透過を防ぐコーティングを施します。

その上に仕上げのコーティングを2回塗って完成です。

ネットの影で分かりにくいのですが、非常にきれいに仕上がりました。

安全に配慮した作業で、お客様にも非常に喜んでもらえた今回の作業でした。

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今回は神奈川県の観光地で有名な箱根町に行ってきました。

さすがに箱根だけあって、眺めもよく空気もおいしいし良いところですね。

高地だけあって、この時期はまだまだ気温が低くさむい…。

夏にこういうところの仕事ができれば最高だろうなー。

なんて思いながらの作業となりました。

さて、45トンの2槽式の受水槽です。

この受水槽は、以前から水漏れがあり、今回の補修工事へという運びとなりました。

全体的に劣化が激しく、鉄部の錆や天板のパネル強度低下が目立ちます。

内部に入り水漏れ個所を調査していると、補強材を取り付けているボルトの周辺に大きなヒビ割れが…。

右の写真が補強材を外したところですが、補強材取り付け用のボルト穴周辺に、このようなヒビ割れが何ヵ所もありました。

このヒビ割れ部分から水漏れが起こっていたようです。

このような場合の水漏れは、水圧によってヒビ割れが広がり、パネルが割れてしまう事があるため、非常に危険です。

内部ライニング、天井ライニング、外部コーティングなど全面的な改修を行い無事、強度も増した貯水槽にすることができました。

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県営住宅の受水槽改修工事が完了しました。

内部は接合部ライニングと天井のボルト交換、外部は天井ライニングと劣化防止コーティングです。

今回は仮設受水槽を設置し、長時間の断水はない作業となりました。(配管の切り替えの際に2時間程度2回断水となります。)

配管交換などの工事も一緒に交換の工事です。

仮設受水槽があると時間にある程度余裕ができるため、予定も取りやすく非常にありがたいです。

逆に仮設がない時は、断水できる時間が必ず決まっているので、作業は同じですが人数の入れ方や段取りの取り方などきっちり決めて確実に実行しないといけません。

今回設置した当社の仮設受水槽です。

地盤が弱く少し傾いています。

水を入れたら写真の右奥に少し傾いてしまいました。

あくまで仮設なので多少の傾きは勘弁してもらいます。

倒れてしまうほどの傾きだとまずいですけど…。

このくらいはぎりぎりセーフです(笑)。

ちなみに本設の受水槽が傾いてたらダメです。

受水槽の設計が水平の時の想定をいているので、想定外のところに力が加わり、それが何年も続きますんで、貯水槽の破裂などの原因になります。

内部の天井部のボルトをステンレスボルトに交換し、防錆キャップを取り付けました。

内部のパネル接合部にライニングをして、漏水の防止と補強を行います。

天井のパネルをライニングして、パネルの補強とパネル接合部からの槽内への雨水の侵入を防ぎます。

そのほかに消耗品の交換をして、最初の写真のコーティングをして無事、完成しました。

さすがに県の工事だけあって工事内容にも厳しくチェックが入ります。

安全管理や確認事項、書類作成などやる事が盛りだくさんでしたが、その後の検査にも合格しほっと一息です。

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先日の受水槽の内部補修に引き続き、外部補修を行いました。

外部は天板の補強に始まり、通気管交換、電極交換、マンホール補修、コーティング、ドレンバルブの交換などなど、てんこもりです(笑)。

こんな時は写真の撮り忘れに要注意です。

 上の写真は通気管の交換です。

雨が入り放題だった通気管もこれでバッチリです。

左が施工前、中央がライニング後です。

右はコーティング後(仕上がり)です。

天板は全面ライニングをしているため、パネルとパネルのつなぎ目が無くなります。

もちろん強度もアップしますが、天井パネルのパッキンの劣化によって、内部に雨と共にゴミも入りこむため、これの防止にもなります。

作業は無事終了する事ができ、新品同様に(笑)なりました。

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工場にある受水槽です。

先日から何日かに分けて2槽の水漏れ修理を行いました。

か カシオ受水下見H23.10 010.JPG
か カシオ受水下見H23.10 027.JPG

変わった作りで向かって左側の受水槽に給水され、連通管で左側の受水槽へ水が行き、左側の受水槽からポンプに水を送っています。

2槽に分かれている意味がないような気がしますが…。

RIMG0014.JPG

水槽内部を清掃し、下地処理を行い、いよいよ分子結合剤を塗っていきます。

 これを塗らないとすぐに貼り付けたFRPが剥がれてしまいます。

RIMG0008.JPG

RIMG0063.JPG

右の写真がライニング後です。

パネルとパネルのつなぎ目にFRPを貼り付けてあります。

FRPはガラス繊維と樹脂から出来ています。

ガラス繊維をマットにしたものを使い、これを3層重ねていきます。

通常このガラスマットを重ねる枚数を〜プライと言います。

1枚なら1プライ、2枚なら2プライ、3枚なら3プライという感じです。

ガラスマットの枚数が増えるほど強度が上がります。

ですが材料の使用量も比例して増えますので施工単価も上がっていきます。

「どうも安いと思ったらガラスマットの枚数が少なかった」なんて事がありますので要注意です。

話は戻って今回の受水槽ですが、内部の接合部をガラスマット3プライでのFRPライニングを施工し、水漏れの防止と貯水槽全体の補強になりました。

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天井のボルトには腐食防止のために、防錆キャップを取り付けて、内部の工事は完成です。

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