今回は受水槽の架台部の補修です。
補修といっても、今回の作業は塗装ですが…(笑)。
架台というのは上の写真のように、コンクリートとFRP製受水槽の間にある鉄部材です。
コンクリートの部分は基礎といわれ、貯水槽を持ち上げ底面も点検や修理が出来るように、ある程度の高さで造られています。
その上にあるのが鉄製の架台です。
架台は貯水槽全体の重さを分散して支えるような構造になっています。
貯水槽の中に水が入ると、何トンという大変な重さになるため、この重さを支えるために架台は非常に重要な部材となります。
架台が錆び、サビがさらに進行すると貯水槽の重さを支え切れなくなり、倒壊することになります。
今回は架台の補修を特記していますが、実際には架台の塗装のみでうかがう事はあまりありません。
外部コーティングなどと一緒に塗装する事がほとんどです。
架台のサビなどは外から見て、劣化の状況が一番わかりやすい部分ですので、ぜひチェックしてみて下さい。