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今回は2槽式の受水槽です。

2槽式の場合、大抵は片方ずつ清掃して断水なしで作業できます。

こういう清掃の時や緊急の修繕などの時、断水にならないように、片方の槽の水を抜いても反対の槽の水が使えるようになっています。

そのためにわざわざお金をかけて、2槽式の受水槽にしているんで…。

ところが給水や送水の関係で、どうしても断水せざるを得ない場合があります。

必要なところにバルブがなかったりするケースが多いです。

バルブが無いために片方ずつ水が送れなかったり、水槽に水を入れる際に両方の槽に水が入ってしまったり…。

ですので、2槽式だから必ず断水なしで清掃点検できます、とはいえませんのでご了承ください。

今回の場合はそんなことはなく、無事断水なしで作業できお客様にも喜んでもらえました。

今回はマンションの貯水槽の清掃点検です。

年数の割にはきれいな受水槽だな、なんて外観をみて判断しました。

ところが内部に入り清掃を始めると…

パネルとパネルの間に入っている、パッキンが大変な事になっています。

手で触ると写真のように真っ黒いものが手に付きます。

これはパッキンが長年の間に劣化したものです。

黒いパッキンが使われている場合に、ときどきこのような現象が見られます。

触ってこの状態なので、普段から水道水の中に、パッキンの黒いものが混入 しているとみて間違いないと思います。

現在は水漏れは起こっていませんが、内部のパネル接合部にライニングをして、この黒いパッキンの対策が必要です。

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今回は老人介護施設にある貯水槽の清掃点検です。

建物の地下にある井戸水用の受水槽です。

飲料用の受水槽はべつにあり、この受水槽はお風呂やトイレなどに使われています。

井戸水用の受水槽なので写真の左のように土や砂が多く含まれています。

ポンプに土や砂が回るようになるとポンプの故障を引き起こします。

飲料水の水槽では当然毎年清掃を行いますが、このように井水槽でも年に1度の清掃が望ましいと言えます。

飲料水用の貯水槽設置の際の条件に、6面点検ができる構造であることという項目ができて以来、コンクリート製貯水槽はほとんど造られなくなりました。

6面とは側面の4面と天井、底の合わせて6面です。

コンクリート製の貯水槽で底面が点検できるような構造にするのはむずかしため、その時点から急速に現在主流であるFRP製受水槽の設置が増えました。

現在でも飲料水用以外の受水槽は数多く新設されています。

飲料用以外の貯水槽も1年に1度は清掃点検を行いましょう。

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今回は一体型の貯水槽の清掃点検です。

一体型の場合外部から貯水槽内部に日光が透過し、天井部にカビのようなものが生えている場合があるので、注意が必要です。

今回は光の透過もなく、内部はよい状況でした。

外部はちょっとした問題が発見されました。

上の写真は、受水槽からのドレン管(排水用の管)です。

上からきているドレン管が、地下から出てきている排水管の中に入ってしまっています。

地下から汚水が逆流してきた場合、受水槽に汚水が入り込んでしまう恐れがあるため、排水口空間と言われる管と管の間に空間を設ける必要があります。

これによって万が一排水が逆流してきても受水槽からの管にさわらず、外に排水がこぼことになります。

あくまで万が一の時の対策ですが、安心して使える水を守るために必要なことです。

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今回は病院の地下にある受水槽の清掃点検です。

屋内設置の貯水槽は排水に注意が必要です。

排水の際に水がこぼれたり、何かの拍子にあふれたりすると大変です。

当社では、常に作業員が排水状況を確認しているようにしています。

1年に1度の清掃を行っている貯水槽なので状況はいいです。

屋内設置の場合、屋外設置の貯水槽に比べて外部の劣化や汚れが少ない傾向にあります。

貯水槽内部の状況は同じようなものなので注意が必要です。

今回の劣化診断では電極棒の錆が発見されました。

電極はポンプや操作盤に水位の信号を送っています。

錆などで、この信号がうまく送れないとポンプが動かなくなって断水になったり、異常水位の際に警報がならなかったりとけっこう深刻な事態につながる事があります。

劣化診断の報告を提出して、次回の清掃の際に交換できるといいと思います。

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今回は一体型のかわいい(小さい)貯水槽の清掃点検です。

いつものように水抜きをして洗浄して消毒という感じで作業を進めていきます。

作業後に内部の点検をしていると、晴れ間が出てきました。

貯水槽の内部が何やらオレンジ色に見えます。

内部に入っている作業員の指示によりカメラを渡し蓋を閉め、写真撮影すると…。

内部はオレンジ色の世界です(笑)。

じつはこれ外部から日光が水槽内に入り込んでいるんです。

貯水槽が劣化してくると、よく見られる現象です。

特に一体型貯水槽で多くみられます。

対策として、外部から遮光性のコーティングを施すのですが、こういう現象がみられる場合には、たいがい天板も劣化が見られるので天板の補強も同時に行う必要があります。

一体型貯水槽は特にFRPの厚みが薄いので、紫外線の影響を一番受ける天井部は注意が必要です。

この日も予定通り2時間ほどの断水で、作業を終えることができました。

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今回、清掃したのは貯水槽ではなく、貯湯槽です(笑)。

飲料用の水槽ではなく、温泉のお湯を貯めるタンクです。

外観はきれいですが中は…。

ご覧の通りです。

うー汚い。ちょっとくさい…。

実はこの水槽、毎月1回清掃をしています。

毎回、毎回、ピカピカにするのですが、一か月経つとこの状態です。

最初にパットを使い、こすって表面の汚れを落とします。

その後に、薬品を使い汚れを落としていきます。

この施設の場合は、毎月洗浄しているので、汚れはすんなり落ちます。

これを手抜きして、汚れを残すと来月汚れの落ちが悪く、たいへんです。

高圧洗浄機を使い、すみずみまできれいに洗い流していきます。

ほーら、こんなにきれいになりました。

今月も非常に達成感のある仕事ができました(笑)。

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この日は以前ホームページを見て、問い合わせをいただいた方の受水槽の清掃点検です。

初回の作業になるため、熟練のスタッフに現場を任せます。

めての現場は排水状況、給水状況、周辺の状況、貯水槽やポンプ、配管やバルブの状況など一つ一つ確認しながらの作業となります。

このため、何度か作業している現場に比べ、1時間程度時間が多くかかります。

今回は給水、排水、ポンプ、各バルブなどの状況は良好で、作業はスムーズに進みました。

しかし貯水槽自体の劣化は徐々に進んできており、いくつか改善したほうがよい個所も、いくつかみられる状況です。

左は電極棒の写真です。

電極棒は水位を感知し、ポンプや警報盤に信号を送っています。

根元に錆が見られます。

錆によって水位がうまく感知できなくなったり、正常な水位でも警報が鳴り、ポンプが作動せず断水になったりと誤作動を起こす原因となります。

右は貯水槽内部に使われているボルトです。

ボルトの先端に黒いゴムが付いていて、外部に水が漏れないようになっていますが、このゴムがだいぶ腐食しています。

上はマンホールの内蓋です。

内蓋にヒビ割れがあり、ここからゴミや小さな虫などが水槽内に入る可能性があります。

こんな感じでいくつか指摘個所がありましたが、全体的にはまずまずよい状態でした。

これから徐々に改善していってもらえるといいですね。

それより担当の方と話をしている中で、10トン未満の貯水槽も年に1度清掃することが、義務づけられているのを知らなかったという事でした。

知らなかった人は、10年くらい前からそのように変わっているので、気を付けてくださいね。

でこの日も無事作業を終えることが出来ました。

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この日は、毎年清掃をさせてもらっている病院にうかがい、貯水槽の清掃点検を行いました。

曇りの1日で作業が進めやすそうです。

新館と本館に、受水槽と高架水槽が別々に設置されています。

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病院なので長時間断水することができません。

最初に残留塩素(塩素の濃度)を測定します。

たまっている水を排水して、白いつなぎに着替えます。

当社では衛生を確保するために、きれいに洗った白いつなぎを着用しています。

白くなくてもいいのですが、一番汚れが分かりやすいのであえて白いつなぎにしています。

またカッパなどで作業しても法律的には問題ないのですが、カッパだとカビが生えたり細菌が繁殖しやすいため当社では採用していません。

内部の劣化診断を行い、洗浄、消毒と手際良く作業を進めていきます。

水をためている間に外部の劣化診断をします。

水がたまったら、末端水道で残留塩素を測定し作業終了です。

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内部の痛みが激しく、ボルトの錆(写真左)や、パッキンのはみ出しや、劣化(写真右)が進んでいます。

補強工事を提案しているのですが、なかなか実現せず、強度面で不安があります。

まあそれはともあれ、無事予定通りの断水時間で終了でき、ほっと一息。

この日も大きなトラブルも無く、無事帰社できました。

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