今回は病院の地下にある受水槽の清掃点検です。
屋内設置の貯水槽は排水に注意が必要です。
排水の際に水がこぼれたり、何かの拍子にあふれたりすると大変です。
当社では、常に作業員が排水状況を確認しているようにしています。
1年に1度の清掃を行っている貯水槽なので状況はいいです。
屋内設置の場合、屋外設置の貯水槽に比べて外部の劣化や汚れが少ない傾向にあります。
貯水槽内部の状況は同じようなものなので注意が必要です。
今回の劣化診断では電極棒の錆が発見されました。
電極はポンプや操作盤に水位の信号を送っています。
錆などで、この信号がうまく送れないとポンプが動かなくなって断水になったり、異常水位の際に警報がならなかったりとけっこう深刻な事態につながる事があります。
劣化診断の報告を提出して、次回の清掃の際に交換できるといいと思います。