今回は一体型の貯水槽の清掃点検です。
一体型の場合外部から貯水槽内部に日光が透過し、天井部にカビのようなものが生えている場合があるので、注意が必要です。
今回は光の透過もなく、内部はよい状況でした。
外部はちょっとした問題が発見されました。
上の写真は、受水槽からのドレン管(排水用の管)です。
上からきているドレン管が、地下から出てきている排水管の中に入ってしまっています。
地下から汚水が逆流してきた場合、受水槽に汚水が入り込んでしまう恐れがあるため、排水口空間と言われる管と管の間に空間を設ける必要があります。
これによって万が一排水が逆流してきても受水槽からの管にさわらず、外に排水がこぼれることになります。
あくまで万が一の時の対策ですが、安心して使える水を守るために必要なことです。