この日は、毎年清掃をさせてもらっている病院にうかがい、貯水槽の清掃点検を行いました。
曇りの1日で作業が進めやすそうです。
新館と本館に、受水槽と高架水槽が別々に設置されています。
病院なので長時間断水することができません。
最初に残留塩素(塩素の濃度)を測定します。
たまっている水を排水して、白いつなぎに着替えます。
当社では衛生を確保するために、きれいに洗った白いつなぎを着用しています。
白くなくてもいいのですが、一番汚れが分かりやすいのであえて白いつなぎにしています。
またカッパなどで作業しても法律的には問題ないのですが、カッパだとカビが生えたり細菌が繁殖しやすいため当社では採用していません。
内部の劣化診断を行い、洗浄、消毒と手際良く作業を進めていきます。
水をためている間に外部の劣化診断をします。
水がたまったら、末端水道で残留塩素を測定し作業終了です。
内部の痛みが激しく、ボルトの錆(写真左)や、パッキンのはみ出しや、劣化(写真右)が進んでいます。
補強工事を提案しているのですが、なかなか実現せず、強度面で不安があります。
まあそれはともあれ、無事予定通りの断水時間で終了でき、ほっと一息。
この日も大きなトラブルも無く、無事帰社できました。