今回は老人介護施設にある貯水槽の清掃点検です。
建物の地下にある井戸水用の受水槽です。
飲料用の受水槽はべつにあり、この受水槽はお風呂やトイレなどに使われています。
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井戸水用の受水槽なので写真の左のように土や砂が多く含まれています。
ポンプに土や砂が回るようになるとポンプの故障を引き起こします。
飲料水の水槽では当然毎年清掃を行いますが、このように井水槽でも年に1度の清掃が望ましいと言えます。
飲料水用の貯水槽設置の際の条件に、6面点検ができる構造であることという項目ができて以来、コンクリート製貯水槽はほとんど造られなくなりました。
6面とは側面の4面と天井、底の合わせて6面です。
コンクリート製の貯水槽で底面が点検できるような構造にするのはむずかしため、その時点から急速に現在主流であるFRP製受水槽の設置が増えました。
現在でも飲料水用以外の受水槽は数多く新設されています。
飲料用以外の貯水槽も1年に1度は清掃点検を行いましょう。