貯水槽清掃はリピート率97%と圧倒的な支持を得る貯水槽清掃のプロへ

甲府市にあるマンションに伺ってます。

お問合せ内容は受水槽の外部にヒビが入っているとの事です。

早速、受水槽を拝見いたします。

こちら受水槽はセキスイ製外部補強2槽式です。

サイズは1.5×8.0(4.0+4.0)×3.0mH 最大容量36トン

かなり長細く高さもあります。

よく点検していくと側面の下部(1mパネル)にヒビが入っています。

全部で10箇所位にヒビがあり、縦に、または横にと沢山ありました。

ヒビの部分から漏水するんじゃないの?

そう思うかも知れません・・・

このヒビがあるところは保温パネルと言います。

保温パネルは名前の通り受水槽を保温する為にあります

保温パネルの下にはもう一枚FRPパネル(本体)がありますので

こちらにヒビが無ければ漏水はしません。

山梨は寒い地方です。保温パネルは大体の貯水槽に付いています。

では保温パネルの下はどうなっているのでしょか?

発砲ウレタンなど保温効果がある材質がサンドされているのが一番多いです。

保温パネル自体はとても薄く作られていますので劣化が始まると亀裂が入り大きなヒビに

変化します。

また受水槽は収縮を繰り返していますので水圧が掛かる下部の保温パネルは

ヒビが入り易いです。

では保温パネルのヒビを放置するとどうなるのでしょか?

こうなります↓↓↓↓

こちらは現場は違いますが、こうなってしまうと復元が大変困難なり

また保温効果が低下すると共にFRP本体にもダメージがあります。

また、ヒビにコーキングで補修しているのを見ますが、受水槽の圧力で

直ぐに剥れてしまい補修した事なっていません。

やはりFRPにはFRP樹脂で補修する事が一番です。

これから寒くなりますので寒さ対策は万全に!!