以前にも水漏れの修理をしたそうで、水漏れしている部分にはパテがしてあります。
何度修理をしても水漏れは止まらなかったそうです。
当社の分子結合剤を使用したライニング工法であれば、このように今までダメだった水漏れも直す事ができます。
内部を見てみると、天井部分を止めているボルトナットにかなりの腐食が見られます。
底には錆が大量に沈んでいます。
この多くは、天井のボルトナットから落ちた錆が沈んでいると思われます。
錆が進むと、ボルトが簡単に抜けてしまう状態になります。
このため天井部のボルトナットの腐食は、水槽全体の強度低下につながります。
今回の貯水槽は、水漏れの修理と共に天井のボルトナットの対策が必要という結果になりました。