今回は小学校の受水槽と高架水槽の清掃点検です。
まずは受水槽から清掃に入ります。
受水槽の清掃と点検は問題なく終わって、水をある程度貯めてから、高架水槽の清掃点検に入ります。
高架水槽は屋上に設置されています。
屋上までエレベーターがないので、階段で資材を運びます。
屋上入口の上に高架水槽は設置されている為、この後はタラップと呼ばれるハシゴで登ります。
高架水槽の蓋を開けると水面に何か黒い小さなものがたくさん浮いています。
水を抜いて内部に入ってみると、先ほど浮いていたものが壁にはり付いています。
よーく見ると、羽の付いた小さな虫です。
天井部分にある通気管の網の隙間から、高架水槽の中に入ったものと思われます。
清掃点検や補修の際に高架水槽に登ると、ときどきこの小さな虫が集団で飛んでいる事があります。
大抵、高架水槽は建物の一番高い所に設置されていますが、この一番高い所にかぎってこの虫がとんでいます。
何の虫なのかはわかりませんが、雨上がりなどに多いような気がします。
作業するにも、この小さな虫が口や目、鼻などに入ってどうにもならない事があります。
しばらくすると、どこかへ行ってしますのですが何なんでしょうか。
作業するのにも苦労しますが、高架水槽の中に入ってしまうのはもっと困るので、通気管やオーバーフロー管などの網はしっかり点検しましょう。