今回は中学校の受水槽の清掃点検です。
学校のため、子供たちがいない日で作業日を打ち合わせして作業を行いました。
この学校は受水槽に圧力式のポンプを使用しています。
圧力式のポンプを使うと高架水槽を使わず、直接蛇口に圧力をかける事が出来ます。
少し前までは、このような小型で性能のよいポンプがなかったために、一度受水槽に貯めた水を高架水槽に水を上げて高架水槽から重力で蛇口に水を送る方式が主流でした。
どちらも良い面悪い面があります。
圧力ポンプを使う場合には、高架水槽を持たなくてもよいという良い面があります。
高架水槽がないとその分の設置費用や管理費用が掛からないという良い面があります。
高架水槽を使用した場合には、停電時などでも高架水槽に水がある分は断水にならずに済むという良い面があります。
高架水槽がないと停電時などは即断水です。
トイレなどで水が流せなかったり、いざという時に不便します。
建物が新しく建てられる場合には、現在はコスト削減のために、高架水槽を設置しないケースがほとんどです。
現在でも多くの高架水槽がありますが、あるものはしっかりと管理して使うのがいいのではないかと思います。