今回はマンホールパッキンの交換です。
最初は公共の建物の受水槽です。
左は交換前の写真です。
カンバンがじゃまで見にくいのですが、白いスポンジ状のパッキンがボロボロになっています。
触るとぽろぽろと崩れ落ちる感じで、貯水槽の内部にも破片が落ちていました。
マンホールのパッキンはマンホール(穴が開いて立ち上がっているところ)とフタの隙間を埋めるために付いています。
これがないと小さな虫や、ゴミが貯めている水の中に入る事になります。
飲料水でなければいいのですが、飲料水用の貯水槽の場合には要注意です。
実際に、貯水槽の内部にムカデやゴキブリ、クモなどなどを見かける事があります。
また土ぼこりや、その他のゴミなどは風が吹くとマンホールパッキンに隙間があると水槽内に入る事は、簡単に想像が出来ます。
2つ目は高等学校の高架水槽です。
上の写真2枚は交換前、下の写真2枚は交換後です。
パッキンが硬くなり、マンホールとフタの間に隙間が出来やすくなっています。
またフタの付け根付近はパッキンが縮んで隙間ができています。
特に風通しが良いに設置されている貯水槽や、反対にじめじめして虫が多い所に設置された貯水槽は要注意です。
マンホールパッキンは消耗品です。
定期的な点検と交換が必ず必要です。