今回は住宅の高架水槽の劣化診断と構造点検です。
ちなみに高架水槽と高置水槽と呼び方がふたつあります。
高架水槽は高いに架台の架と書きます。
ですから、高い所に設置された、架台の付いた水槽ということです。
一方、高置水槽ですが高いに置くと書きます。
ですので、高い所に置かれた水槽ということになります。
屋上に設置された水槽でも、下の写真のように足(架台)が付いている物と付いていないものがあります。
正確にはそんな違いらしいのですが、当社ではすべて高架水槽と呼んでいます(笑)。
反対にすべて高置水槽と呼んでいる会社もあるので、あまり細かく分ける必要もないと思います。
言葉の意味は違うという事で。
話はもどって写真の高架水槽ですが、ご覧のように架台がサビサビです。
架台は貯水槽自体を支えている鉄骨です。
鉄なのでサビます。
サビている位ではまだいいのですが、サビが進むと鉄がボロボロになって貯水槽を支え切れなくなり、崩れ落ちます。
やはり架台についても早め早めの処置が重要と言えます。