Q，清掃作業をしてもらう際は水はつかえますか？

A，水槽の仕様によって異なります。

　　通常は断水が必要ですが、２槽式の場合は断水なしでも作業ができることがあります。

　　ただし２槽式でも給水や送水の関係で、断水しなければ作業できない場合もあります。

Q，断水になる時間はどのくらいですか？

A，水槽の大きさや水の溜まり方によって異なります。

　　通常５トン程度の水槽であれば１時間３０分程度、２０トン程度の水槽で２時間３０分程度の

    断水時間ですが、状況によって異なります。

Q，清掃時に洗剤はつかいますか？また安全性は大丈夫ですか？

A，汚れの付き方によって洗剤の使用を現地で判断します。

　　着色性の汚れなどは、パットなどでこすっただけでは、見た目がきれいになりません。

　　このような場合には洗剤の力を利用して汚れを落としていきます。

　　また洗剤の使用後には、じゅうぶんな洗い流しを行っていますが、

　　使用する洗剤は食品添加物に認可された成分によって生成されていますので、

　　安心して作業をまかせてもらっています。

Q，消毒液にはどのようなもの使用しているのですか？

A，次亜塩素酸ナトリウムです。

　　水道水の中に添加されている消毒液と同じものです。

　　通常、塩素と呼ばれているものです。

Q，貯水槽の清掃は毎年行う必要がありますか？

A，建築物衛生法施工規則と水道法施工規則で、貯水槽の清掃を１年以内ごとに

　　１回定期に行うことが定められています。

Q，清掃時の点検はどのようなことを検査しますか？

A，構造や維持管理、内外部の劣化診断など２７項目に渡り検査を行います。

　　これには貯水槽の修理や補強工事を数多く手掛けてきた専門家としての項目

　　も数多く含まれます。

　　必要があれば、今後も安心して貯水槽を使えるためのご提案もしています。

Q，貯水槽、受水槽、高架水槽、浄化槽など違いがわかりません。

A，受水槽や高架水槽などを水をためる貯水設備を総称して貯水槽と呼んでいます。

　　受水槽は通常、１階や地下などに設置されているものを指します。

　　高架水槽は高置水槽とも呼ばれ、屋上に設置されています。

　　また浄化槽は排水をためる槽のことです。