今回は埼玉県に来ています。
最近は当社、営業所(草加市)の貯水槽事業の活動が活発になってきていますので、近隣(埼玉、東京、千葉)の方はお気軽にお電話ください。
さて、パネルタンク式の貯湯槽の補修ですが、メーカーはセキスイです。
一般的にライニングに使われるポリエステル樹脂では耐熱性が低いため(60℃位まで)、非常に嫌がられ施工を断られることが多いケースです。
パネルの外側にクラックが入り、パッキンからの水漏れもあります。
今回は漏水対策と槽全体の補強のため、全面に無溶剤型樹脂ライニングをします。
当社の樹脂は耐熱性が高く、80℃くらいまで耐えられま すので、一般的な貯湯槽には十分な耐久性能です。
もちろん無溶剤なので屋内施工も余裕です。
ガラスマットを貼り付け、樹脂を塗っていきます。
朝9:00から作業を開始して、いろいろ作業して、樹脂を硬化させて、18:00に作業終了です。
貯湯槽の全面ライニング(12㎡)を一日の作業で無事終えることが出来ました。
当社の施工価格の安さの秘密は、この施工スピードにあります。(価格保証はありません。笑)
他社で2日、3日かかるところを1日で仕上げていきますので、価格も安くなることが多いです。
また施設側にとってのメリットも、ニオイの出ない施工と施工期間がが短いので大きいと施工方法となっています。
今回は東京都の中央区に来ています。
ビルの地下室にある防火用の呼水槽の補修です。
大きな建物になると付いている消化用の設備。
スプリンクラーなどと連動しているようですが、詳しくは分かりません(笑)。
うちはタンクの修理屋です!
ポンプのことは知りません!…?。
なんて冗談ですが、実際に消化用のポンプなどは消防設備の免許を持った業者に直してもらいましょう。
さて今回の物件ですが、消化用の呼水槽が3基です。
屋内での作業になるため、ニオイや騒音に施主さんも敏感です。
もちろん無溶剤型の樹脂を使ったライニング工法で行いますので、ニオイの問題は無縁です。
ですので、大がかりな排気装置の設置もないので、平日の日中に施工が出来ました。
これが土日や夜間の作業となると、立ち合いの問題や無駄な休日作業料が付いてきますので、WIN、WINな施工ですね。
ちょっと見にくいかもしてませんが、底にサビが出ています。
実際に下地処理をしてみると塗装が浮いているところが結構あります。
ほったらかしにすると中がサビだらけになってしまいます。
下地処理をして防蝕コートを塗っていきます。
写真を見て「あれっ」と思った方するどいですね。
そう、仕上げはすべてグレーとなっています。
ニオイもなく、1日での施工が可能ですので、お困りの方はご相談ください。
コンクリート製の井戸水用 地下タンクの補修事例です。
井戸水用の受水槽は一般的に水漏れしても放置されがちです。
なぜでしょうか??
答えは水にお金がかからないからです。
水道水なら水道代がかかりますので、すぐに修理依頼が来ます。
井戸水用の受水槽の修理依頼は本当に遅くて、数年後とかあります。(笑)
水漏れを放置すると鉄部の腐食とか、パネルの破損とかにつながりますので早めの補修をお勧めします。
さて今回の地下タンクですが、こちらも以前から水の減りは気になっていたが、様子を見ていたとのこと。
いよいよ本格的に水漏れがひどいので、修理の依頼をしたとのことです。
見た目はご覧の通りきれいなんですが、ジャジャ漏れです。
漏れるところは大体決まっているのですが、そこだけ部分的に直しても水が回り込んでしまい、水漏れが止まらないため、全面ライニングになります。
今回ののような10トンくらいの受水槽の場合、一般的なライニングだと1週間くらい時間が必要となります。
排水と下地処理に1日、乾燥に1日、ライニングに1日、トップコートに1日、硬化待ち期間に1〜2日、清掃消毒水はりで1日、という感じで6〜7日間です。
期間が長い分、費用もかさみますし、場合によっては仮設タンクも必要になってきます。
さて、今回の現場の場合は36時間です。
同業者の方が聞くと、びっくりして何度も聞きなおしてきます(笑)。
屋内ですが、当社オリジナルの無溶剤の樹脂を使ったライニングのため、まったく臭いもありません。
また時間的にも、お店の営業に支障を出さずに仕上げることが出来ました。
場合によっては24時間で仕上げる事も出来ますが、容量や設置状況、季節など様々な要因がありますので、お問い合わせください。
今回は食品工場の排水槽です。
工場の関係は排水に厳しい決まりがあるので、敷地内で浄化させないとなりません。
考えてみれば当たり前なのですが、浄化させるための施設の管理が実は大変です。
一般的にコンクリート製の排水槽が設置されていますが、酸性が強いとコンクリート表面が酸で侵されてしまいます。
槽外に漏れ出したら大変ですので、数年に一度はしっかりとメンテナンスしなければなりません。
ところが今回の排水槽は20年近く放置されていました。
想像以上にコンクリートが侵食されており、危険な状態でしたが運よく、液漏れはありませんでした。
数年に一度はきちっとメンテナンスしておいたほうが、槽の延命にもなりますし、液漏れの事故の心配もありません。
この槽には酸性の排水が入る上に、温度も70度以上という高温の排水も流れ込んできます。
非常に過酷な条件をクリアーする樹脂を選定しなければなりません。(排水槽はどこも同じように厳しい条件ですが…)
当社の場合、飲料水槽と同じように無溶剤の樹脂を使って仕上げていきますので、このような換気が良くない場所でも、安全に作業できます。
この通りピカピカのツルツルの状態に仕上がりました。
このような廃液槽の場合、樹脂も作業も非常に特殊なため、とんでもなく高額な費用を請求される場合があります。
当社ではタンク修理で培ったノウハウを応用し、割安に廃水槽の補修を行えますので、食品工場に限らずご相談ください。