貯水槽清掃はリピート率97%と圧倒的な支持を得る貯水槽清掃のプロへ

内部天井部の梁のサビは放置すると危険です。

寒い日が続きますね・・・体調はいかがですか?

こんな時の現場調査は体に堪えます(笑)

ですが水漏れには気付く季節だと思います。

あれ・・・? 貯水槽の下に氷柱があるとか・・・

これは気付き易いですね(笑)

でも大袈裟ではなく凍って初めて漏水に気付くなんて事もあるんです。

一度観てみるのもどうですか?

さて・・・本題に入りますが、最近になってよく気付く場所が天井部の梁にサビが

ある事例です。

この梁の内部は鋼板でその周りを樹脂コーティングされていたりサビ止めコートを

施工していたりしています。

ところが細かい傷などからサビが発生してきます。

特に気相部(内部天井部の水がないところ)はサビの発生が多い所なので

放置すると梁の腐食が始まり強度低下を招きます。

最悪は梁の交換とか必要に・・・

早めに対策すると施工範囲も少なくまたサビ除去も少なくなるので

貯水槽のダメージも少なくすみ、また価格も安くすみます。

法令点検でも指摘される場所なので放置しないで早めに

お問合せくださいませ。

受水槽の満水警報

朝、出勤したら警報ブザーがなっていました。警報ブザーの原因は受水槽の満水警報!!

どうしてでしょうか・・・?

そんな内容の連絡を受けて早速と現場に向かいました。

満水警報が鳴る原因は、もちろん有効容量以上の水が溜まってしまったからなんですが・・・

なんで?容量以上の水が溜まってしまったのか原因を追究していく必要があります。

そこで原因を考えていきます。

①ボールタップの故障

②ボールタップにゴミが詰まり制御不能

③電極棒の誤作動による警報(警報のみ)

④高架水槽からの逆流(チャッキ弁の故障)

⑤その他

一番多い原因はボールタップのゴミの詰まりです。

この場合は2種類の症状を起こします。

1.給水が止まる 2.給水が止まらなくなる

今回は確認しましたが正常に作動していました。

これでボールタップ故障とゴミの原因は無くなりました。

次に多いのが電極の誤作動です。

電極棒や配線がサビている場合は満水ではなくても警報が出たりします。

また渇水と勝手に判断してポンプ停止(断水)なんて事も・・

これもオーバーフロー管から水が溢れていたので今回は関係ありませんでした。

残るは高架水槽からの逆流です。

通常は逆流防止弁が付いています。(チャッキ弁と言います)

あまり壊れる事は少ない部品ですが今回はチャッキ弁が故障していました。

今回の現場ですが小学校です。

そして今日は月曜日・・・土日曜日と学校の稼働がなく、ジワジワと水が逆流し規定量を超えて満水警報が発動した感じです。

さっそく教頭先生に報告して交換となりました。満水エラーだけでも沢山の原因があります。

特にボールタップの原因では断水になってしまう事も・・・

何か気付いた事がありましたら悩まずお問合せ頂ければと思います。

甲府市にあるマンションに伺ってます。

お問合せ内容は受水槽の外部にヒビが入っているとの事です。

早速、受水槽を拝見いたします。

こちら受水槽はセキスイ製外部補強2槽式です。

サイズは1.5×8.0(4.0+4.0)×3.0mH 最大容量36トン

かなり長細く高さもあります。

よく点検していくと側面の下部(1mパネル)にヒビが入っています。

全部で10箇所位にヒビがあり、縦に、または横にと沢山ありました。

ヒビの部分から漏水するんじゃないの?

そう思うかも知れません・・・

このヒビがあるところは保温パネルと言います。

保温パネルは名前の通り受水槽を保温する為にあります

保温パネルの下にはもう一枚FRPパネル(本体)がありますので

こちらにヒビが無ければ漏水はしません。

山梨は寒い地方です。保温パネルは大体の貯水槽に付いています。

では保温パネルの下はどうなっているのでしょか?

発砲ウレタンなど保温効果がある材質がサンドされているのが一番多いです。

保温パネル自体はとても薄く作られていますので劣化が始まると亀裂が入り大きなヒビに

変化します。

また受水槽は収縮を繰り返していますので水圧が掛かる下部の保温パネルは

ヒビが入り易いです。

では保温パネルのヒビを放置するとどうなるのでしょか?

こうなります↓↓↓↓

こちらは現場は違いますが、こうなってしまうと復元が大変困難なり

また保温効果が低下すると共にFRP本体にもダメージがあります。

また、ヒビにコーキングで補修しているのを見ますが、受水槽の圧力で

直ぐに剥れてしまい補修した事なっていません。

やはりFRPにはFRP樹脂で補修する事が一番です。

これから寒くなりますので寒さ対策は万全に!!

貯水槽でも凍結による断水があるんです!!

12月に入り朝晩の寒さも厳しくなってきました・・・

山梨では0℃以下なんて事もある日が!!

そんな時によく起こる現象を報告させて頂きます。

一般家庭でも水道管の凍結による破裂がありますが

貯水槽でも凍結による断水なんて事もあるんです・・・!!

こちらの配管を例に説明していきます。

この写真は、とある施設の受水槽へ給水される配管です。

配管に何か巻き付けてあります。

巻き付けている下をよく見ると保温加工はされていました。

なのにそれだけでは保温効果が低く更に巻きつける必要性がある状態って事です。

担当者にお話しを聞くと、配管内が凍結してしまい給水が出来ない状態になりましたとの事でした。

この給水配管の太さですが、本管(25A)副管(20A)

受水槽の大きさに比べて配管が細いんです。

この場合は

配管保温材(通常より太く)+ヒーターで温めないと配管内が凍結

 してしまい、槽内の水が無くなっても給水出来なくなり断水になります。

更に給水制御する副管は水の流れが少なく一度凍結すると復旧が困難になります。

本格的に寒くなる前に一度点検してみては如何でしょうか?

メンテナンスの重要性・・・

受水槽が裂けてしまいました・・・

そんなお問合せを頂きまして至急現場へ向かいました。

現地に到着! 受水槽が目に入ります。

FRPパネルタンクを締結しているボルトのサビが全体的に広がっています。

ここからでは裂けてしまっているのは確認出来ません。

事例としては、側面と天井部が裂ける(これが一番多い)

さて、今回はどうだろう・・・・・

予感が的中しました・・・・

最初に観た感じ・・・ボルトのサビから腐食が始まり切断されています。

水圧に負けたボルトは真っ二つです(怖

何故こんなになってしまうのか?

それは受水槽内部(上部)は気相部と言います。

この気相部は塩素消毒気化して充満しているのでサビの発生が早いです。

今回のケースでは昔の基準でボルトが付いており鉄製でした。

これではサビに耐えれません。

このままでは受水槽全体が破裂するのは時間の問題です。

しかし、この受水槽も補修出来るんです!!

そして改めてメンテナンスの重要性を言いたいです。

使えなくなると廃棄するしかありません。

処分費に新設受水槽・・・配管・・・ポンプ・・・・配管保温などなど

高額になる前に・・・・

是非、お問合せください。

今回は小学校の高架水槽の点検です。

高架水槽方式の場合、重力で水道に圧力をかけるため、写真のような塔屋と言われる建物を屋上のさらに上に造ります。 

大抵は最上階プラス2階分位の高さをとって圧力をかけています。

この高さが少ないと最上階で水の出が悪いと言った事が起きてきます。

さて今回の高架水槽ですが、設置から年数が20年以上たってあちこちに劣化が見られます。

特にパッキンが劣化し、外側のはみ出している部分を見ても、カチカチになって心配です。

とりあえず今のところ水漏れはしていないようですが、時間の問題と言えそうです。

中をのぞいてみると黒いものが壁に大量についています。

これが何だか分かりますか?

実はこれパネルとパネルの間に入っているパッキンが、ボロボロになり壁面に貼りついたのです。

ある程度の大きさがあるものはこのように壁に張り付いたりもしますが、もっと細かくなったパッキンは飲料水として送水管に送られてしまいます。

パネルタンクは中に入った水の圧力で微妙に動いています。

このパネルの動きによって、パッキンがだんだんはみ出してしまいます。

長年のうちにパッキンがだんだん硬くなり、今回のようにボロボロになったり、水漏れを引き起こしたりするのです。

「見た目はきれいだけど実は…」ということがよくあります。

見た目で判断せずに「うちのはどうなんだろう」と思ったら、気軽にご連絡を。

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今回は高等学校の受水槽の点検です。

側面のパネルにヒビが入っているという事です。

先生にカギを借りて、さっそく調査に入ります。

実際に見てみると、ヒビは保温パネルと呼ばれる、本体のパネルとは別のパネルにヒビが入っています。

保温パネルは冬場に内部に貯められた水の凍結防止や、夏場に内部に貯められた水によって外部に結露が起きるのを防止するために付けられています。

冬場に0度以下になる事が少ない地域では、あまり取り付けられる事がありません。

FRP製の貯水槽はステンレス製の貯水槽に比べ熱を伝えにくく、パネルの肉厚も厚いので比較的結露が起きにくいようです。

保温パネルの内側には発泡ウレタンや発泡スチロールが多く使われています。

この発泡ウレタンが年月を経る間に変形してきます。

その力に耐えきて無くなって表面のパネルが割れてきます。

今回のような保温パネルの割れは、水漏れにはまったく関係ありません。

ですが、保温性能の低下や保温パネルの脱落の恐れはあります。

それともう一つ、見た目が悪いという事があります。

側面のパネルに大きなヒビ割れがあると近くを通った人は必ず目に入ります。

「この建物の管理はしっかりされてるのかな?」

なんて変な想像をされてもよくないですよね。

今回は保温パネルについて説明しましたが、気になる事、ちょっとした事でもお気軽に相談してください。

専門家が無料で相談に乗らせていただきます。

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今回は静岡県のゴルフ場の受水槽に点検に行ってきました。

この受水槽は水漏れが起きていて、設置から年数も経過している為、入れ変えも考えているが費用がかかりすぎるので、とりあえず様子を見ているとの事です。

受水槽の中の水は飲料用に市水が入っています。

ご覧のように設置から30年が経過しかなり劣化が進行しています。

このままの状態で使い続けていくのは非常に危険です。

水漏れも4個所確認でき、水道代も無駄になってしまっています。

鉄部材にもかなり劣化が見られます。

写真右のボルトなどは軽くたたくとボロボロと崩れおちてしまうような状態です。

このように「もうだめかな?」

と思われる貯水槽でも当社の施工であれば十分補強可能です。

今回の貯水槽も交換部材を含め施工内容のボリュームが大きくなりましたが、お客様には新品に交換する費用の半額以下で十分施工できるという事で非常に喜んでいただきました。

ただ単に水漏れを直すだけでなく、しっかりと強度を復元して保証を5年付けての費用です。

当社では水漏れを直し、見た目をきれいにするだけでなく、しっかりとした技術で貯水槽を復元しています。

「もうだめかな?」と思われる貯水槽も、まだまだ使える可能性が十分あります。

お気軽に相談してください。

きっと良い提案ができるはずです。

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今回はマンションの受水槽の点検に伺いました。

貯水槽のメーカーはいろいろあるのですが、今回点検に入らせていただいた貯水槽は狭山製作所という会社で造られた貯水槽です。

実はこの狭山製作所は現在ありません。

何年か前に事実上、倒産してしまいました。

狭山製作所製の貯水槽は関東ではかなりシェアを(全国でも3割程度)もっていたので、設置されている貯水槽もかなりの数があります。

その貯水槽に不具合が出た場合、直してくれるところが無いという現状があります。

「水漏れしたけれどどこに見てもらえばいいのか?」

などお困りの方も多いのではないでしょうか?

実は当社では数ある貯水槽メーカーの貯水槽すべてに対応しています。

今回の狭山製作所以外にも、貯水槽関連の事業から撤退してしまった企業もいくつもあります。

「このメーカーは貯水槽を造ってないから取り変えるしかありません。」

なーんて言われても、あきらめないでください。

当社に相談していだければ、安い金額で修理、補強する事が出来ます。

しかも長期の保証付きで。

貯水槽は取り変えれば産業廃棄物(ゴミ)です。

お財布と環境のためにしっかり補修して長く使っていきましょう。

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今回はホテルの受水槽の点検事例です。

特に水漏れは起きてはいませんが、設置から年数が経ち少し不安があ という支配人さんの話です。

さっそく調査に入ります。

年式は確認できませんでしたが、設置から20年以上が経過しているようです。

ボルトや架台などの鉄部材に錆が見られます。

特にボルトの錆がひどく、錆が進むと補強材が外れてしまう恐れのある状況です。

上に登り天井を見てみると…。

「ん?少しパネルとパネルの隙間が広がっている気がする…。」

内部の天井をマンホールからのぞいてみると…

天井のはしにヒビ割れがあちこちに入っています。

天井部分に補強材が少なく天井に水圧がかかってしまう構造になっています。

水槽内に水を貯めたときに、貯水槽は外側に開こうとする力が働きます。

この力を受け止めるために、通常は鉄部材が使われています。

今回の受水槽にはこの鉄部材が少なく、天井のFRPパネルに水圧がかかってしまっています。

その結果、天井パネルにクラック(ヒビ割れ)が入ってしまっていて、パネルとパネルの間も広がってきています。

いずれ天井のパネルが裂けてしまいます。

今回は天井部分の補強を提案するような点検結果となりました。

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今回はホテルの受水槽の点検です。

水漏れが起きているので見てほしいとの依頼で、東京都の町田市に行ってきました。

さっそく、現地に入り早速調査を開始します。

水漏れが起きているのは、上の写真の部分も含めて4個所です。

原因は、パネルとパネルの間にはさみこんであるパッキンが、耐用年数の15年を過ぎ、硬くなって止水効果が低下したためと思われます。

貯水槽の内部をのぞきこんで見ると、壁面の上の方に何やら黒いものが付いています。

手前の白い補強材がじゃまで見にくいのですが、奥に黒いゴミのようなものがたくさん付いています。

この外側を見るとこんな感じです。

少し枯れ葉などのゴミがありますが、特に変わった様子はないように見えます。

では上の写真の水槽内にある黒いものは何なのでしょうか?

実は天井のパッキンに隙間が出来て水槽内にゴミが入り込んでいるのです。

天井部分のパネルとパネルの間に入っているパッキンは、常に乾燥状態にあるため、底や側面に使われているパッキンよりも早く劣化する傾向があります。

底や側面のパッキンの劣化は、水漏れが起きるのですぐに誰かが気が付きますが、天井部のパッキンの劣化は、水漏れなどには関係がないためなかなか気が付きません。

「あなたも知らず知らずの間に、ゴミが混じった水を飲んでいるかも知れません…。」

なーんて おどしのような事を言いましたが、現実に雨水が貯水槽内に入るという事は、雨水と共にゴミや細菌、貯水槽の上に蓄積している物などが水槽内に入っていることになります。

こういった事は多くの貯水槽で見られます。

「とりあえず水漏れしてないから点検はいいや」なんて言わずに、何か起こってしまう前に無料点検を受けましょう。

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今回は中学校の高架水槽の点検です。

外から見ると何の変りもない普通の貯水槽です。

ですが、この高架水槽大変な問題があります。

上に登り内部をのぞいてみると…。

緑色のものが見えますか?

藻です。藻が発生しているのです。

右の写真では藻といっしょに透明なスライム状のものが確認できます。

これはバクテリアのコロニーです。

コロニーというのはバクテリアが大量に集まっている場所のことで、当然ながら衛生上良くありません。

というか、まずい状況です。

ですがこういう状況は、この高架水槽に限ったことではありません。

FRP製貯水槽やコンクリート製の貯水槽でも、こういった透明なコロニーを見かける事があります。

原因はさまざまですが、定期的な清掃と貯水槽のメンテナンスが重要になります。

また藻の発生には光が大きく関係してくるので、光の対策が重要になってきます。

上の写真でも、貯水槽の底から光が入っているのが分かります。

全国の貯水槽の30%以上で、何らかの藻が見つかっているとも言われています。

しっかりとした清掃とメンテナンスをしてきれいな水を守っていきたいものです。

当社では藻対策のために貯水槽専用の材料を使用しています。

「ちょっと気になるなー」なんて方はお気軽にお問い合わせください。

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今回は商業施設の高架水槽の点検です。

神奈川県の相模原市に伺いました。

神奈川県は当社でも、ちょこちょこおじゃましてるので、お気軽にお問い合わせください。

さて、今回の高架水槽ですが、水漏れがあるということで点検依頼がありました。

以前にも水漏れの修理をしたそうで、水漏れしている部分にはパテがしてあります。

何度修理をしても水漏れは止まらなかったそうです。

当社の分子結合剤を使用したライニング工法であれば、このように今までダメだった水漏れも直す事ができます。

内部を見てみると、天井部分を止めているボルトナットにかなりの腐食が見られます。

底には錆が大量に沈んでいます。

この多くは、天井のボルトナットから落ちた錆が沈んでいると思われます。

錆が進むと、ボルトが簡単に抜けてしまう状態になります。

このため天井部のボルトナットの腐食は、水槽全体の強度低下につながります。

今回の貯水槽は、水漏れの修理と共に天井のボルトナットの対策が必要という結果になりました。

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今回は商業施設の受水槽の点検です。

天井部のパネルにかなりの劣化が見られます。

パネルとパネルの間が少し隙間が開いています。

パッキンが入っていたのですが、劣化して縮んでしまい見えない状況です。

天井部分は受水槽の中でも、一番環境が苛酷な部分になります。

日光は一番当たりますし、雨も一番先に当たります。

その上、天井部のFRP製パネルは、水圧が掛からないので底や壁面に比べ薄い造りになっています。

パッキンについても、常に乾燥した状態になっているので劣化が早く進みます。

また構造にもよりますが、内部に貯められた水の圧力を天井で受け止めている場合があります。

簡単に説明すると、貯水槽内の水が側面のパネルを押しています。

押されたパネルが外に開こうとする力を、天井で受け止めている形になっているのです。

劣化が進んだ天井は水圧に耐えきれなくなり、いずれ裂けてしまいます。

このように悪条件がそろい、天井部分のパネルやパッキンは、他の部位よりも早く劣化が進んでいきます。

上の写真は底面のFRPパネルです。

中央に縦に亀裂が入っています。

今のところ水漏れは起きていませんが、亀裂の拡大によって水漏れが起きる可能性があります。

今回の点検では、天井パネルや底面のパネルに劣化が見られ、受水槽全体に補強を施す必要があります。

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今回は工場の受水槽の無料点検です。

設置から15年以上が経過し、本来なら更新の時期に入っています。

ですが現実には15年で入れ替えを行える事業所は現在、少ないのではないでしょうか?

この受水槽の場合にも点検してみるとあちこちに劣化が見られます。

天井パネルの劣化(写真左)に、保温パネルの固定部の割れ(写真中央)や、マンホールパッキンの劣化(写真右)などは見た目で分かりやすい劣化状況です。

CIMG3095.JPG

反対に分かりにくいのが内部の劣化状況です。

水漏れなどがあれば誰にでもわかるのですが実際には水漏れが起きないケースも多く、劣化の進行を見のがしてしまう事が多くあります。

その結果ある日突然、受水槽に大きな故障が起き「水が貯められない」などという事が起こってしまいます。

こうなると1週間や2週間は断水になってしまいます。

この間の業務はどうなるのでしょう?

マンションなど居住者がいる場合にはもっと大変です。

生活の元である水が使えないのですから…。

普段から万が一を考えしっかりとした管理が貯水槽にはとても大切です。

耐用年数が近づいた、あるいは過ぎてしまった貯水槽が、現在どのような状態にあるのか無料で調査していますので、お気軽にご連絡いただければと思います。

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今回は宿泊施設の受水槽の点検です。

太陽が入ってしまい見にくいのですが、FRP製のパネルタンクです。

受水槽自体の高さが3.5メートルと高い造りになっています。

高くなると水深が深くなり、内部の水圧が上がります。

特に水槽の下部のFRPパネルやパッキンが、高い水圧を受け壊れやすいと言えます。

今回の受水槽では、下部のパネルとパネルの間に入っているパッキンから水漏れが起きています。

水圧が高いので勢いよく水が噴き出て、壁まで濡れているのが写真でも確認できます。

また水の出る量も多いので、下のコンクリートがびしょびしょになっています。

マンホールのフタを開け中をのぞいてみると…。

内部には笑っちゃうくらい、大量の補強材が入っています。

中に入ったら動くのも大変そうです(笑)。

高い水圧に対抗して、受水槽が外側に開くのを補強材で止めているのです。

今回の点検では、水漏れの原因がパネルとパネルの間に入っているパッキンの劣化によって起きている事が判明しました。

同じような水漏れでもパッキンからの場合とFRPパネルの割れによって起きてくるものとあるので注意が必要です。

特に水圧の高い(高さがある)水槽ではちょっとしたヒビから、水漏れの量が一気に増えパネルが破裂 してしまう事があるのですぐに対策をしてください。

「あれっ」と思うような事があれば、まずはご連絡を。

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今回は公共施設の高架水槽の無料点検です。

当社は設立から40年近くが経過しますが、設立当初より公共施設の仕事をさせてもらう事も多く、今回の点検も紹介でさせてもらっています。

公共工事というと、一般的には敷居が高いイメージがありますが「実際はどうなんだろう?」と思う人も多いのではないでしょうか?

実際には、やはりイメージ通りキビシイです。

何がキビシイかと言うと施工にあたっての検査とか、書類とかがやたらと多いです。

税金を使って工事をするのですから、当然と言えば当然ですがやはり徹底しています。

あとはこんな景気で税収も少ないので金額的にもシビアです。

そんな少ない予算の中でも、対応できるように努力し、多くの方に喜ばれています。

さて話は戻って今回の貯水槽ですが、丸い形をしています。

昔は高架水槽に良く使われていた形です。

現在は新設される事はほとんどありません。

ですので見ただけで古いなという事が想像できます。

球は四角に比べて中に入れられる容量が少ないため、同じ容量の貯水槽で比べると、四角の貯水槽に比べて大きくなってしまいます。

天井がないため清掃や点検が危なく、作業しにくいという面もあります。

構造的には四角の一体型の貯水槽と同じ構造ですので、FRPが薄く壊れやすいのです。

大きな地震を受け、卵が割れるように壊れた球形の貯水槽を多く見ました。

球形のため普段の水圧はうまく逃がしている為、変形などは起こりにくいと言えます。

その代わり劣化の程度が分かりにくく、想像以上に劣化が進んでいるケースが多く見られます。

今回のケースでも劣化現象があちこちでみられました。

現在、球形の高架水槽においては、ほとんどの貯水槽が何らかの改善が必要な状況にあります。

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今回は住宅の高架水槽の劣化診断と構造点検です。

ちなみに高架水槽と高置水槽と呼び方がふたつあります。

高架水槽は高いに架台の架と書きます。

ですから、高い所に設置された、架台の付いた水槽ということです。

一方、高置水槽ですが高いに置くと書きます。

ですので、高い所に置かれた水槽ということになります。

屋上に設置された水槽でも、下の写真のように足(架台)が付いている物と付いていないものがあります。

正確にはそんな違いらしいのですが、当社ではすべて高架水槽と呼んでいます(笑)。

反対にすべて高置水槽と呼んでいる会社もあるのであまり細かく分ける必要もないと思います。

言葉の意味は違うという事で。

話はもどって写真の高架水槽ですが、ご覧のように架台がサビサビです。

架台は貯水槽自体を支えている鉄骨です。

鉄なのでサビます。

サビている位ではまだいいのですが、サビが進むと鉄がボロボロになって貯水槽を支え切れなくなり、崩れ落ちます。

やはり架台についても早め早めの処置が重要と言えます。

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今回は福祉施設の受水槽の点検です。

パネルにヒビが入っているとの事です。

担当者と連絡をとり現地へ向かいます。

受水槽には塗装が施されています。

この塗装が年月を経て、割れてきています。

あんまりこういう事をいうのは良くないんですが、品質が高くない塗料を使用したのではないかと思われます。

コーティングの材料も本当にピンキリなので注意が必要ですね。

ただ客さんにはどのランクの材料なのか、なかなか見えない部分なのでむずかしいですよね。

ちなみに当社では貯水槽コーティングに使用される材料の中では、最高級のものを使用しています。

だからこそしっかりとした保証をつけを付けることができ、安心して任せていただいているのだと思います。

あまり安すぎる業者や貯水槽の知識が薄い会社は注意が必要かもしれませんね。

また保証ができないなんていうのは、論外です。

またお客さんの方にも、ぜひ貯水槽への興味をもってもらい、しっかり作業内容を理解したうえで発注することも大事なのかな、なんて思います。

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今回は公共施設の受水槽の点検です。

設置から年数が経っているので、劣化診断してほしいとの依頼です。

カギを借り劣化診断を開始します。

御覧のように見た目はすごく劣化している訳ではなく、特に漏水もありません。

ですが、よく見るとあちらこちらに劣化現象が見られ確実に老朽化しています。

ちなみに設置年数は消えてしまい不明ですが、設置から20年以上経過していると思われます。

上は天井パネルの写真ですが、キラキラとガラス繊維が光っています。

FRPの樹脂が紫外線などによって分解され、ガラス繊維が残っている状態です。

という事は、天井のパネルが設置当初より薄くなっ ているという事です。

特に天井は清掃や点検の際に人が歩く事があるので、補強を施さないと天井パネルを踏み抜いてしまうことがあります。

またFRPは紫外線に弱いため、劣化が進む前に補強をして、コーティングをする事によって紫外線によるFRPの劣化を防ぐ事ができます。

早めの対策で15年という短い耐用年数を大きく延長する事ができます。

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