コンクリート製貯水槽のトップコート塗り替えの事例です。
今回は山梨県の甲府市で作業をしてきました。
コンクリート製の貯水槽にはもともとトップコートなどは塗られていませんが、コンクリートの表面にある防水モルタルの劣化が起きてきた場合に、後からトップコートを塗っていくことになります。
もちろん水漏れなどが起きている場合には、トップコートを塗るだけでは対応できないために、ライニング施工が必要となってきます。
実は貯水槽用のトップコートは市販でも安価に売られています。
誰でも簡単にできそうに書いてありますので、安易に自分でやってみる業者さんもいるのではないでしょうか?
今回の現場もおそらくそんな感じで清掃業者さんなどが、安易に塗ったのでしょう。
左の写真は遠くからなので分かりにくいかもしれませんが、右の施工中の写真では前に塗られていたコーティングが剥がれているのが分かります。
ケレンを当てるとそこら中ボロボロ剥がれます。(泣)
なぜこんなことがおこるのでしょうか?
答えは密着不良です。
写真ではわかりませんが、そこら中に塗膜に膨れが見られます。
この膨れているところはピンホールと呼ばれるごく小さい穴から、水が入り込んで密着していません。
話は最初に戻りますが、市販のお求めやすい価格で売っているトップコートは混ぜ物が多く、密着性能が低いものがほとんどです。
いわゆる塗料ですので、塗り伸ばしやすく設計されていますが、コンクリートの劣化を防ぐ防食という意味では性能に疑問が付きます。
コンクリートの表面を長期間保護するためには、高い密着性能とピンホールが出来にくい厚膜のトップコート樹脂が最適です。
しかし飲料用という条件と、短期間で確実に終わることができる材料は、ほとんどありません。(コンクリートの乾燥にも時間がかかりますし、一般的な材料ですとトップコート樹脂を塗ってからしっかりと時間をおいて、硬化させないと水に樹脂の臭いが付いてしまいます)
もちろん当社のトップコート樹脂では、これらの問題をすべてクリアーします。
①高い密着性
②厚膜による高い防食性能
③飲料用でも使用可能な高い安全性
④短期間で作業が終了できる
⑤無溶剤型の樹脂なので臭いがない
今回は商用ビルのため、土日を使って作業していきましたが、作業時間は貯水槽の大きさや形状、作業内容、季節(温度)によっても変わってきますので、お問い合わせください。
【特許】無溶剤型ライニング
メーカー別 修理事例
埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、茨城県
※一部地域を除きます。
詳細はお問合せ下さい。
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