貯水槽の排水方法は?
多くの質問の中に貯水槽の排水ってどうするの?
そんな質問について解説したいと思います。
貯水槽と言っても多種多様です。
なので一概に全部が同じではありません。
今回は二種類の排水方法を説明したいと思います。
貯水槽(水を貯める装置)はトラブルや清掃などメンテナンスを行う為に排水を行わなければなりません。
その為、基本的にはドレン菅が取付てあります。
ドレン管の先端にはバルブが付いていますので解放してもらえば排水が開始します。
赤いバルブを回すと排水を開始します。
設置しているロケーションによりドレンバルブの解放調整が必要な場合があります。
例えば地下に設置している貯水槽などは排水先に水中ポンプなどが置いてあり地上へ送るなど
しています、その排水量が少ないとドレン解放量が勝ってしまい地下室が浸水する事があります。
ポンプなどが置いてある場合は特に注意してください。
それと・・・忘れてはならない事がまだあります。
①貯水槽へ入る給水を止める事。
折角抜いてるのに貯水槽の水が減ると勝手に給水が始まるので、いつまでも水が減らないなんて
事になってしまいます。
②ポンプユニットを停止する。
しっかりと電極操作している所が多いですが、万が一でもポンプの空運転が発生すると
故障の原因になりますので確実に停止処理しましょう。
先程はドレンバルブが付いている貯水槽の説明をしましたが
ドレンが付いていない場合もあります。
え? なんで?
そう思う事もありますよね!
でも実在します。
代表的には
①家庭用などで使用している極小さい貯水槽など
②埋設RC(コンクリート)槽など
上記の貯水槽はドレンが付いていません。
理由としては
家庭用は小さいのでドレンを付けるスペースがない
埋設RC槽は埋設の為に自然排水が出来ないので設置しない。
それではどうやって排水すればよいのか・・・
一番効率がよいのは水中ポンプをいれて排水する事
※家庭用の場合は点検口がないと水中ポンプも入らないので不可能になりますし水が抜けても
何も出来ない場合があるので気を付けてください。
さて、排水はしましたが・・・槽内へ入るのは基本的にNGです。
免許がないと基本は入れません。
どうしても・・・入るなら
入る前にゴム手袋と長靴を次亜塩素酸ナトリウム5%で消毒をしてください。
また槽内もしっかり消毒をしてください。
それから・・・重要!!
酸欠にならないように酸素濃度を測る事
特に槽内にサビが多いなどは注意が必要です。
もし・・・可能なら専門業者に依頼して対応するのがベストです。
事故になる前に・・・・