サビに負けるな!!!!
今回は受水槽の外部劣化点検を依頼を頂き、千葉県市川市へお伺いしています。
それでは受水槽を拝見します。
この受水槽はTOTO製FRPパネルタンクで単板1槽式です。
FRP受水槽の下はポンプ室になっています。
そのポンプを保護している鉄板が腐食して穴が開いていたり、亀裂があったりして
ポンプが雨などで濡れてしまう可能性が出ています。
またFRPタンクを支える架台も腐食が始まり、このまま放置すると重みに耐える事は
出来ないでしょう・・・ 早めの対策が必要ですね。
それではFRPパネルを観て行きましょう。
目視及び打音検査では問題はないと思いますが、ガラス繊維が少し出てきていますので
劣化防止コーティングが必要な状態だと思いました。
また保温パネルがないので槽内に外光と透過も考えられます。
水質汚染の原因にも繋がるので対策が必要です。
この受水槽では一番急務な対策はサビ対策です。
ポンプ室の鉄板は交換が必要ですし、架台もこれ以上の腐食を抑える
サビ対策が求められます。
そんな受水槽での入替える必要はありません。
綺麗に補修する事で長く使い、産廃を減らしましょう。