初歩的で聞きづらい質問事項を纏めてみました。
今年度も残り少なくなりました。
年度末でバタバタしてると思いますが頑張って乗り切りましょう!
今回はなかなか聞きづらい質問(初歩)を簡単に纏めてみました。
では・・・最初は貯水槽とは!
貯水槽・・・色々な呼び方がありますが大きく分かれて2種類に分かれます。
①受水槽 これは地下にあったり、屋外に設置しているのが一般です。
②高置水槽 屋上に設置しているのが一般で高架台式が多く(高架水槽)とも呼ばれています。
※上記の2種類を総合すると貯水槽と言います。
では受水槽・高架水槽が両方ある時はどんな仕組みになっているのでしょうか?
①市水から供給される水を受水槽へ貯めます。
②受水槽から揚水ポンプを使い高架水槽へ上げます
③高架水槽から引力を使い各水道へ供給されています。
※①〜③を繰り返して動いています。
受水槽・高架水槽があるメリットって何があるのでしょうか?
受水槽
①安定して水が使えます。
②災害や震災などの時、受水槽の水が大活躍
高架水槽
①安定して水が使えます。
②停電時でも高架水槽の水が無くなるまで断水にならない。
逆にデメリットもあります。
受水槽・高架水槽
①清掃時に断水
②逆に清掃してない受水槽の水は汚染されてる???
③オーナー様には負担が大きい
皆様の命の水なのでしっかりメンテナンスが必要ですが手間暇が掛かるのが一番のデメリットですね。
ここからは貯水槽の材質や形成について少しご説明していきます。
材質(大きく分けて3種類)
①FRP製 価格が安く色々な形に加工し易い。
②ステンレス製 価格が高いが耐久性もある。
③鋼板製 価格はそこそこ、耐久性もあるが錆に弱い。
形成
①パネル式(各パネルをボルトで固定して色々な大きさになる)
②一体物(接合部がない)小さいサイズが一般的
最後に弊社では無料点検を行っております。
そこでは貯水槽を大きく部分的に4箇所に分けてみてます。
①基礎(RC部)
②架台(鉄部)
③水槽
④配管
何故? 4箇所に分けるかと言うと地震の際に各パーツが別々に動くからです。
別々に動くのに一体で観るのは危険ですよね・・・
また心配な箇所は念入りに観てます。
まだまだ質問事項が沢山ありますので近日中に第二弾を開催予定です。