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定水弁の故障

団地の受水槽からキィィィ-----って凄い音が出て大変なんです。

きっとポンプが異常だと思います・・・

団地を管理する担当者から緊急出動の依頼がありました。

早速、現場へ向かいます。

受水槽とポンプ室がセットになっています。

ポンプ室のドアーを空けてポンプの音を確認しますが、異音は聞こえません。

更にホンプの回転数などをチェックしますが問題がありませんでした。

ん・・・何が異常なのかぁ???

悩んでいたら・・・凄い異音が キキキィィィィィーーーー!!!!!!

これでは夜は煩くてたまりません(汗

しかし・・・ポンプからの音ではなさそうです。

そこでポンプ室をよく見ると音の犯人がありました。

こいつです(笑)↓↓↓

これは定水弁と言います。

どんな役目があるのかと言いますと

定・・・定水位で

水・・・水が

弁・・・弁が止まる・入る

この定水弁で給水本管と給水副管へ分かれます、給水副管の最後にはボールタップ15〜20Aの大きさが付いて定水位をコントロールする事で定水弁の開閉しています。

では・・・どうして定水弁が必要なのでしょうか?別にボールタップ制御でもいいですよね?

そう思います!

答えは

受水槽が大きくなると給水配管も大きくなるのでボールタップだけでは水圧が高くて故障の原因になります。

そこで小さいボールタップでコントロールさせ、給水本管からガッツリ給水させる為に定水弁を付けるの現在常識となっています。

さて今回の故障原因ですが経年劣化です。

給水が止まる時に弁が閉まる音が『キキキイィィィーーーー』です。

まだ、音だけの不良なのでよかったですが

もし、給水が止まらなくなったり、出なくなったりしたら

断水やオーバーフローとかで一大事でした。

今回は定水弁を交換した事により静かな団地を取り戻しました(笑)