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高置水槽の満水警報状態や渇水状態の時

ここ数日高置水槽の満水エラーが多発しています。

屋上に設置している高置水槽の給水装置は電極操作による物が大半です。

よくみるボールタップなどは付いていません。

何故ボールタップが付いていないのでしょうか?

それは屋上まで水を上げるのに揚水ポンプを使用しているからです。

高置水槽には電極棒が入っています。(今回の説明では5本の場合を説明致します。)

ここでは5本の違う長さの電極棒がありますので①〜⑤までの説明をしていきます。

①一番短い電極棒(満水感知)

満水を検知する棒ですがオーバーフロー管より下に設定されています。

この棒に水が触れると満水警報が発砲します。

②二番目に短い電極棒(ポンプ停止)

この棒に水が触ると有効水量に達しましたとポンプに命令して給水を停止します。

③三番目に短い電極棒(ポンプ始動)

この棒が水から離れると水が少ないとポンプに命令し給水を開始します。

④四番目に長い電極棒(減水エラー)

この棒が水から離れると減水していますと警報やエラー表示が出ます。

この警報が出る時に水が出ていないと故障の可能性があります。

また水が出ていても使用量が多い場合は一時的に減水エラーが出ます。

⑤一番長い電極棒(コモン)

これは電極のアースです。

もし電極棒がサビていたり棒の根元(電極保持器)が腐食していたりすると

正常にポンプが作動しない場合があり渇水したり満水になったりして誤作動

を引き起こす事があります。

また満水警報が出ても水が止まらないなどの症状は電極棒と同時にユニット内のリレー

の消耗などを疑うも必要性もあります。