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消火栓用水槽の補修

今回は千葉県にある商業施設にお伺いしております。

補修するのは屋上にある消火施設用高置水槽及びポンプ室内の呼水槽です。

この消火水槽及び呼水槽は鋼板製一体物(鉄製)です。

消火水槽内部                      呼水槽内部

どうちらもサビが広がっているのでサビ防止対策の施工になります。

いつもFRP製の受水槽を補修するは柔軟性の良いFRP専用樹脂を使いますが、今回は断水を極力短くするもあり、エポキシ樹脂を使用しました。

このエポキシ樹脂ですがFRP専用樹脂と違い非常に柔軟性がありませんが、非常に硬くなるので鋼板やRCではよく使われています。

しかしこのエポキシ樹脂をFRP製に使うと柔軟性がないので収縮を繰り返すと、エポキシ樹脂が剥がれてきます。

下見調査するとFRPパネルタンク内にエポキシ樹脂ライニングしているのを見ますが、これは絶対に施工して欲しくないと思います。

さて、施行に入りますがサビを落して行きます。

サンダーで丁寧にサビを除去していきます。

そして専用サビ止めコートします。

ここでピンホールを出すと再度サビの原因になるので慎重に重ねて塗ります。

乾燥後、エポキシ樹脂を数回塗布して完成です。

消火水槽施工後                          呼水槽施工後

どちらもピンホールせず綺麗に仕上がりました。

エポキシ樹脂は塗布するだけなので施工は簡単ですが、ピンホールを作ると樹脂が剥がれてくるので慎重かつ丁寧に施工しました。

これで断水時間も短くお店の方にも喜ばれました。