高さがある受水槽の注意点
今回は三菱製FRPパネルタンク2槽の補修で神奈川県に伺いました。
サイズは縦2.0m×横4.0m(2.0+2.0)高さ3.0m外部補強タイプの受水槽です。
今回は受水槽の清掃業社からの依頼でした・・・・
定期清掃中に断水しないように片側の水を抜き作業していたら、仕切板が割れてしまったとの事
では、何故割れたのでしょうか?
最大の理由は水圧です。
高さ3.0mの受水槽の水圧は経年劣化している仕切板FRPパネルでは、耐える事が出来なかった。
もちろん補強タイプが違う場合はその限りではありませんが・・・清掃の短期間作業でも注意が必要です。
さて、補修を開始します。
ここまで大きく割れてしまうと補修が大変です。
まずは綺麗に洗浄し補修部に専用パテで埋めて行きます。
更に両側からFRP樹脂+ガラスマット3プライでガッチリ補強します。
更にその周辺も補強をして再発を防止します。
見た目は綺麗とは行きませんが補強はバッチリです。
先程も言いましたが、3m以上の高さがある受水槽などは、安全の為に断水作業をお勧め致します。