高架水槽の保温パネルの脱落
今回は東京都の多摩市に来ています。
台風の通過の際には、高架水槽の部品がいろいろ飛ばされたりします。
一番多いのがマンホールの蓋です。
蓋がないと衛生面でも問題がアリアリなので、大騒ぎになります。
そして二番目に多いのが、今回の記事にしている保温パネルです。
保温パネルというのは、貯水槽の内部に入っている水を保温しているのと、夏場なんかには結露の防止にも役立っています。
内部は発泡スチロールなどの断熱材が入っていて、表面に薄い樹脂板でカバーしています。
通常、パネルタンクでは天井部は内側に、底と側面は外側に保温パネルがついています。
特に側面の保温パネルが、紫外線や風雨によって劣化して脱落することが多いです。
さて今回の物件ですが、三菱製の高架水槽です。
笑い事ではないのですが、三菱製の保温パネルはよく無くなります。(泣)
右側の写真の汚い面が保温パネルがなくなっています。
何枚かこんな感じで無くなっているのですが、他社から見積もりを取ったところ、びっくりするくらい高くて、困って当社にも見積もり依頼をしてきたようです。
施工自体はパネルを取り付けるだけなので、簡単なのですが高架水槽の場合、設置場所によっては足場が必要になります。
他のパネルも飛ばされないように金物を入れて、キャップ止めをして終了です。
今回は風もない中での作業で、非常にスムーズに作業も進みました。
お客様には、最初の見積もりよりもずいぶん費用が抑えられ たと喜んでいただけました。
当社では貯水槽修理専門業者の強みで、いろいろなルートでの材料の仕入れや施工方法がありますので、お気軽にお問い合わせください。