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天井にある梁の補修

セキスイ製のFRPパネルタンクの受水槽です。

FRP製の貯水槽内部に、白い金属製の梁が設置されています。

Lアングルで天井パネルのつばの部分を下で支えています。

細かく言うと、梁にも金属(鉄)に白いナイロンコーティングが施してある場合と、FRP製の場合があります。

この梁の役割は、

①天井の左右の開き防止

②天井パネルの落ち込み防止の役割があります。

ですので、左右(横方向)への水圧が低い場合や、天井が落ち込みにくい構造の場合にはついていないことが多いです。

具体的にいうと高さが2m以上の場合で、幅と奥行きが1.5m以上の場合に設置されていることが多いです。(メーカーや設置時期にもよります)

この梁自体の錆や、梁を固定している金物の腐食が進んで天井パネルが開いてしまう事故が急増しています。

原因は設置年数と腐食の関係なんでしょうが、非常に最近依頼が多いです。

今回はセキスイ製の受水槽ですが、T字の梁固定用の金物が完全に腐っています。

この水槽の場合は、水位を下げて使用していたので、水圧で天井パネルが裂けていませんが、危険な状態です。

梁固定金物と一緒にボルトも錆びにくい防蝕ボルトに交換しました。