今回は食品工場の排水槽です。
工場の関係は排水に厳しい決まりがあるので、敷地内で浄化させないとなりません。
考えてみれば当たり前なのですが、浄化させるための施設の管理が実は大変です。
一般的にコンクリート製の排水槽が設置されていますが、酸性が強いとコンクリート表面が酸で侵されてしまいます。
槽外に漏れ出したら大変ですので、数年に一度はしっかりとメンテナンスしなければなりません。
ところが今回の排水槽は20年近く放置されていました。
想像以上にコンクリートが侵食されており、危険な状態でしたが運よく、液漏れはありませんでした。
数年に一度はきちっとメンテナンスしておいたほうが、槽の延命にもなりますし、液漏れの事故の心配もありません。
この槽には酸性の排水が入る上に、温度も70度以上という高温の排水も流れ込んできます。
非常に過酷な条件をクリアーする樹脂を選定しなければなりません。(排水槽はどこも同じように厳しい条件ですが…)
当社の場合、飲料水槽と同じように無溶剤の樹脂を使って仕上げていきますので、このような換気が良くない場所でも、安全に作業できます。
この通りピカピカのツルツルの状態に仕上がりました。
このような廃液槽の場合、樹脂も作業も非常に特殊なため、とんでもなく高額な費用を請求される場合があります。
当社ではタンク修理で培ったノウハウを応用し、割安に廃水槽の補修を行えますので、食品工場に限らずご相談ください。
【特許】無溶剤型ライニング
メーカー別 修理事例
埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、茨城県
※一部地域を除きます。
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