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今回は宿泊施設の受水槽の点検です。

太陽が入ってしまい見にくいのですが、FRP製のパネルタンクです。

受水槽自体の高さが3.5メートルと高い造りになっています。

高くなると水深が深くなり、内部の水圧が上がります。

特に水槽の下部のFRPパネルやパッキンが、高い水圧を受け壊れやすいと言えます。

今回の受水槽では、下部のパネルとパネルの間に入っているパッキンから水漏れが起きています。

水圧が高いので勢いよく水が噴き出て、壁まで濡れているのが写真でも確認できます。

また水の出る量も多いので、下のコンクリートがびしょびしょになっています。

マンホールのフタを開け中をのぞいてみると…。

内部には笑っちゃうくらい、大量の補強材が入っています。

中に入ったら動くのも大変そうです(笑)。

高い水圧に対抗して、受水槽が外側に開くのを補強材で止めているのです。

今回の点検では、水漏れの原因がパネルとパネルの間に入っているパッキンの劣化によって起きている事が判明しました。

同じような水漏れでもパッキンからの場合とFRPパネルの割れによって起きてくるものとあるので注意が必要です。

特に水圧の高い(高さがある)水槽ではちょっとしたヒビから、水漏れの量が一気に増えパネルが破裂 してしまう事があるのですぐに対策をしてください。

「あれっ」と思うような事があれば、まずはご連絡を。

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