貯水槽の耐用年数は15年ですが、貯水槽の部品すべてが15年交換(修理)しないで済むわけではありません。
強度的な面からみると15年大丈夫でも、衛生的な面からみると、何の部品の交換(修理)もしないで15年経過するのは危険です。
部品によって、1年で交換しなければならないものや、3年、5年と設置状況にもよりますが短い期間で交換(修理)しなければ、貯水槽の衛生を保つ事が出来ない部品も多くあります。
貯水槽の中に入っているのは多くの場合飲料水ですので、飲料水の衛生を保つことは私たちの当然の使命と言えます。
多くの貯水槽でこのような観点にたって管理されていない現状があります。
修理が必要な貯水槽は設置から15年が経過しているかどうかはあまり関係ありません。
「修理しなくても衛生は保たれているか?」
「修理しなくても機能はだいじょうぶか?」
「修理しなくても強度は大丈夫か?」
などさまざまな面から判断して修理の是非が必要です。
貯水槽の衛生面から言うとマンホールパッキンなどが、短い期間で交換しなければいけない部品の代表と言えます。
スポンジ状のパッキンですから、すぐにつぶされてダメになってしまいます。
マンホールパッキンがつぶされると、マンホールとフタの間に隙間ができ、
虫やゴミが飲料水の中に入ってしまうことになります。
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