今回は静岡県にあるマンションの受水槽の内部補強工事です。
水漏れが起きていたため水漏れの対策と、受水槽が20年以上経過しているため、受水槽全体の補強が目的です。
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今回はパネルタンクのため、上の写真の接合部ライニングと下の写真の補修です。
この貯水槽のように高さが2.5m以上あるものは水圧の負荷に要注意です。
高さが高いとその分内部の水圧が高くなります。
この水圧でパネルの動きが大きくなり、水漏れや破裂の原因をつくる事になります。
故障が起きる原因はさまざまですが、定期的な点検と早めの補修が大切になります。
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受水槽の下に取り付けられている金具がボロボロになっています。
これは貯水槽の内部補強材を鉄製の架台と接続するための金具です。
地震対策のために受水槽を固定しています。
これが腐食し、外れかけてしまっています。
写真以外の箇所も同様にボロボロになっています。
ボロボロの金具を外して、新たに金具を溶接し、腐食防止の塗装を施して作業完了です。
地震にも負けない強い貯水槽に生まれ変わりました。