今回は埼玉県の草加市にある工場の高架水槽の通気管交換です。
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貯水槽内部の水位が水の出入りによって上下すると、水槽内の上の方にある空気も減ったり、増えたりします。
このときに空気の通り道となるのが通気管です。
水槽の大きさによって、通気管の大きさや数が違ってきます。
虫などが通気管から水槽内に入るのを防ぐのに取り付けられている網が破れています。
上の左の写真では仮補修として網があぶせてあります。
仮補修として網をかぶせるのは良いのですが、通気管はプラスチック製と網とで出来ていて、付け根の部分にはパッキン材が取り付けられています。
あまり強度のあるものではなく、消耗品と言える部材ですので交換が望ましいと言えます。
次の写真はマンションの高架水槽の通気管ですが、なんと上に付いていた笠が取れてしまっています。
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小さい虫が入るとかなんとかって言う次元ではありません。
ネズミなんかも簡単には入れてしまいます。
雨もざぶざぶ入ります。
本来なら笠が取れてしまう前に交換する事が必要があり、このような状態が1日でも起きないような管理が衛生上大切です。